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減量したのに腰痛が治らない|重心がかかと寄りの姿勢になってますか?

体重が重くなる=腰痛になると思い込んでいる人も多いですが、
腰痛になるのは、太っていることに原因があるわけではありません。
腰痛というのは、痩せている人でもなりますし、太っている人も、
何らしかの原因があれば、腰痛を引き起こします。

医師の判断としては、腰痛のある太っている患者さんにはまず、
「痩せてください」と、ダイエットを勧められますが、これは、
増量が原因になっていると言うよりは、腰痛持ちの人が太ると、
お腹が妊婦さんのようにポッコリ前に出て、腰に多くの負担が掛かるからだと言えます。

つまり、痩せることは、腰への負担を軽くすることに繋がりますが、
腰痛の根本的な解決にはならず、痩せるだけで腰痛が治るとは言えないのです。

■腰痛持ちの人の特徴 姿勢の悪さが腰痛を引き起こす

腰痛持ちの人は、足の重心がつま先方向に掛かっている状態です。
一度、かかとを重心に移動するようにして立ってみてください。

つま先は床から離さない状態、かかとを重心にして立ったり、
そのまま歩いてみると、後ろに倒れるような気がしませんか?
そこからも分かる通り、つま先方向に重心が掛かるのが普通になっていて、
日常的に前のめりの体勢、まっすぐ垂直に立てていない状態なんです。

腰痛のない健康的な人の場合、足の裏の重心の位置は、
内くるぶしの真下から少し後ろくらいになりますから、
この重心の位置を、毎日意識して生活していくと、
自分がいかに、姿勢が悪かったかが分かり、腰痛の原因をなくすことができます。

■減量したのに腰痛が治らない 腰痛のためのダイエット

腰痛のためのダイエットは、腰痛の痛みを和らげることができ、
健康にも良いことなので、行うべきだと言えます。
でも、それだけでは、減量したのに腰痛が治らないという、
壁にぶち当たってしまうことは間違いありません。

腰痛を完全に治したい、尚且つ腰への負担や、痛みを軽くしたいのであれば、
ダイエットを進める一方で、上記で説明したような、
自分の姿勢を見直す方法で、徐々に改善していくのが1番です。

最初は、長年の姿勢を矯正するのは辛いことと感じるかも知れませんが、
その姿勢は、正しい姿勢であり、それが辛くないと感じる頃には、
腰痛の痛みも、改善していることと思います。
太っている人の腰痛の場合は、減量もとても大切ですが、
こういったことにも気を付け、ダイエットとプラスアルファの方法で、
腰痛を両面から改善していくように、心がけてみてください。

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