妊娠してから下半身が太った人に効果的な方法|お腹の贅肉だけを落とす

■妊娠・出産で女性は体型が変わる人が多い理由

女性の方が、妊娠や出産後に、腰痛や肩こりが酷くなったりするのは
骨格が変わったこと、つまり体が歪んでしまったことが原因です。

妊娠中のお腹の重さのために骨盤が前傾して、その姿勢が
定着してしまったこと、出産の時のホルモンが骨盤を緩めさせる作用があるため
出産後、骨盤が元の状態に戻らないなどが原因で体が歪んだわけです。

体が歪んだと同時に、筋肉の位置も変わるために
見た目の体型も変わってしまいます。

骨盤の前傾は、お腹の贅肉を増やし、骨盤が緩んだために
太ももに肉が付きやすくなります。

このような体型は、体が歪んだのが原因なので、
お腹と太ももについた贅肉は
太ったというより、筋肉の位置が正しい位置よりずれたことで
必要のない贅肉がついたという結果です。

ですから、通常のダイエットでは、簡単に結果を出すことができない訳です。

■経産婦が下半身を痩せるコツ

出産後、下半身だけが太くなったと感じているなら、
まずは、骨盤の前傾と正しい傾きに治すことから始めてください。

その方法は、「SHINO式の腰回しダイエット」が道具も要らず
今すぐ始められる方法だと思います。

この腰を回すときに、尾てい骨を後ろに突き出す意識は、最小限にして
尾てい骨をなるべく、前に持ってくるような意識を持ってください。

尾てい骨を前にという意識が難しければ、恥骨をより前に突き出すという意識で
おこなってください。

育児や家事をしながら、ちょっとした合間に出来る腰回しです。
腰回しがスムーズに出来るようになったと感じてきた頃には、
確実にお腹と太ももの贅肉が落ちているはずです。

「SHINO式の腰回しダイエット」を始める前に、サイズを測っておいて
１週間毎に、サイズのチェックをしてみると変化がわかって
モチベーションも落ちずに続けられると思います。

■お腹だけ、もっと痩せたい場合

出産後は、伸びきったお腹の肉を元に状態に戻したいと思いながら、
戻せない人も多いようです。

骨盤の前傾を「SHINO式の腰回しダイエット」で改善していきながら
同時に「【ためしてガッテン】おへそ引っ込め体操」をしてください。

この体操は、いたって簡単で、名前の通りの体操だけです。
つまり、お腹の細胞に意識をもって動かしていくことが重要ということです。

お腹の贅肉を取りたいと思いながらも、お腹の細胞が自分の体の一部であると
意識できていないと、いつまで経っても、お腹の贅肉は、
脳から意識外に置かれているので、新陳代謝も悪くなります。

おへそを引っ込めるときに、お腹を触って細胞の１つ１つと
脳から続く神経が連結するように意識してください。

以上が育児中の主婦でもできるお腹の贅肉を無くす方法ですが、
この２つの方法でも改善がみられない場合は、猫背が原因として
考えられます。

４種類の猫背についての改善法の記事があるので、
こちらを参考に猫背矯正を取り組んでください。