背中の右側に痛くないこぶがある|脂肪の塊で体が左にねじれる? 

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背中の右側に痛くないこぶがある|脂肪の塊で体が左にねじれる?

■背中に出来る脂肪の塊

こぶといっても、いろいろな種類があります。
芯があるものや、無いものがあります。

今回は、背中にできる脂肪の塊について話をします。

脂肪のこぶ、脂肪の塊を、病院では脂肪腫と呼ばれています。
腫というと、ちょっとドキっとするかもれませんが
脂肪細胞の塊と表現すれば分かりやすいと思います。
もちろん癌になる可能性はゼロです。

色の変化もなく、表面の皮膚の感じも、そのままで
周りとの皮膚の感触的な差や見た目の状態の差はありません。

脂肪のこぶの場合は、芯が無くて
比較的広い面積(手のひらサイズ以上になるケースが多い)を占めます。

出来始めは、薄っぺらい盛り上がりがあり、だんだん時間とともに
厚みが出てきます。

何も改善んしないでいると、ますます大きくなって
滑らかな山のような形になっていきます。

ほおっておくと、どんどん大きくなっていくようです。
出来た場所にもよりますが、一般的には手術して取り出す人が多いようです。

■右の肩甲骨の下にこぶが出来たDさんの例

ある男性のクライアントDさん(現在50代後半)の例を紹介します。

Dさんが私の整体院に来た時は50代前半で、右腰から右脚が痛いという
自覚症状でした。

私がパッとDさんを見ただけの印象でも、猫背が酷いし、背中のS字曲線は
まったく崩れてしまっていました。

施術は、まずうつ伏せに寝てもらうのですが、その時、背中の高さは
左右同じように見えました。
また腰は左腰が高く右腰が低い状態でした。

それが、背中を触って驚いたのですが、右の肩甲骨の下に
に大きなコブがありました。

面積は、私の手のひらをパーと開いたぐらいの大きさで
丘のような形状で、中央が少し高くなっていました。

触ってみると厚みも5センチはあるくらい大きなこぶでしたが、
Dさんが言うには、病院で検査してもらい、
ただの脂肪の塊だということです。

もし、この脂肪の塊がなかったら、背中も腰と同じように
左が高くて右が低く見えるはずです。
それが脂肪の塊が、まるでカモフラージュするように
そこにあったわけです。

このことから、Dさんの体は、左にねじれていることが
わかります。

つまり、右半身が左半身より前に出ているということです。

Dさんの話を聞いてみると、20代のときに
スカッシュで国体まで出場したという経験がありました。

現在もスカッシュをするらいしのですが、
このスポーツがDさんの体を歪ませていると思いました。

他のスポーツといえば、筋トレぐらいということなので
体のねじれを作ってしまった原因は、スカッシュだと
言えると思います。

■体のねじれを治したら、脂肪の塊が小さくなったDさん

Dさんの体を定期的に整体しながら、体のねじれを取り除いていくと
背中のこぶの厚みがどんどん薄くなっていきました。

コブを最初に触った時は、結構な固さがあって、パンと張っていて、
押しても凹むことがなく脂肪にしては固いな、と思いました。

整体を行っていくうちに、指で押して少し凹むようになり、
張りも少なくなり、脂肪の塊が動くようになり
そうなってくると、みるみると脂肪の厚さが薄くなっているのを感じました。

夏になってTシャツのような薄着をしていると
背中を曲げたときなどに、以前は、コブの塊が目立っていましたが
今では、ほとんどわからないほどになりました。

脂肪の塊ができる原因は、医学界でも分かっていないそうですが、
Dさんの体で言えることは、体のねじれが原因だったということです。

幸いにもDさんは、大き目の脂肪腫にも関わらず
手術をしていなかったので、体に傷を残すことなく
脂肪腫を小さくすることができました。

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