ウォーキングで腰痛が悪化した|背中の筋肉を意識した正しい歩き方
足腰に負担の掛からないウォーキングは、普段、運動不足の人や、
高齢の方も、自分のペースで気軽に行える運動として人気があります。
また、ウォーキングに必要なのは、自分の体のみ。
専用のウォーキング・シューズなどもありますが、お金の掛からない、
運動法であるため、老若男女問わず、人気、かつ有効です。
しかし、姿勢の悪いままのウォーキングは、あまり意味がなく、
かえって腰の痛みに繋がります。姿勢の悪い人は、歩くたびに、
上半身の体重が上手く分散されずに、腰に集中して、
筋肉が疲れてしまうからです。
また、私の住まいの近所も、お散歩、ハイキングコースがあり、
ウォーキングをしている方々を良く見かけるのですが、
無理に背筋を反らしているだけで、姿勢の悪い人が大半です。
背筋を反らしてウォーキングしている人は、
姿勢を意識して歩いているのだと思いますが、
背筋を伸ばすとは、背筋を反らすこととは違います。
多くの人は、それを間違えて捉え、背筋を反らした悪い姿勢で、
ウォーキングをしてしまっています。
もちろん、背筋だけ反らせるのであれば良いことなのですが、
背筋を反らすと、どうしても、腰も反らすような形になってしまいます。
腰を反らせば、重心は前へ傾き、前傾姿勢になってしまいますので、
いくら自分が良い姿勢をしているつもりでも、上半身の姿勢が、
前傾になってしまっている人を多く見かけます。
この姿勢は、腰の上半身に多く負担の掛かる方法です。
立つだけならまだしも、少し運動量を意識した早歩きのペースですと、
更に大きな負担がどんどん、腰に伸し掛かるようになります。
その結果、運動不足のため、腰痛のためにと始めたものが、
腰痛の原因となるウォーキングに変わってしまいます。
正しい姿勢は、後傾でもなく、前傾でもなく、体の重心が、
体の中心に乗るようなイメージになります。
多くの人は、日頃から前傾姿勢になっていることが多いので、
最初は、後ろに傾いているような、
後ろに倒れてしまいそうな気さえしますが、
これが正しい姿勢の取り方です。
正しい姿勢で歩くことは、同じウォーキングでも、
運動量も良く体のバランスが正しいために、
体に重心が分散され、疲労の溜まり方が変わります。
腰にも、分散された重心が掛かりますから、それほど大きな負担にはならず、
イメージ通りの「足腰に負担の掛からない」運動ができますよ。
毎日、適度な運動をするのは、健康にとても良いことですので、
今後は、正しい姿勢であるように、気をつけながら行ってみてください。
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