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立っていると5分で腰が痛くなる|腹筋と背筋のどっちを鍛えれば良いか

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整形外科医も腰痛患者に対して「腹筋と背筋を鍛えてください」と
指導しているようですが、すべての人が腹筋・背筋を鍛えることで
腰痛が軽くなるとは限りません。

「腹筋運動をすると腰痛になる」という本があるくらいですからね。
また、たとえ腹筋や背筋を鍛えて腰痛が軽くなったとしても、
腰痛の根本原因を取り除いたことにはなりません。

分かりやすい例は、スポーツ選手の中にも腰痛持ちの人がいるということ。
何か重い物を持つわけではない陸上選手にも腰痛の人がいる事実は
腹筋や背筋を鍛えれば腰痛が軽くなるという理論を証明できませんよね。

私の経験では水泳を続けているときは、腰痛が治ったように感じていましたが
水泳を止めた途端に以前より酷い腰痛に悩むようになりました。

それでは立っていて腰が痛くなる原因ですが、立っている時の姿勢に問題があります。
大きく分けて2つあり、それぞれの改善する要点を以下に書きますね。

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つまり上半身の重さを腰で支えることになるので腰痛が起きます。
背骨のS字曲線がちゃんとできている人は、重力を分散できるので腰だけに
上半身の重さがかかりません。

しかし、上半身が前に傾いている人は、腰を起点に上半身を傾けるているため、
腰で上半身の重さを支えることになり、5分もしないうちに腰が痛くなるのです。

と言われても、あなたはそんなに上半身を前に傾けて立っているつもりは
無いかもしれませんね?

それでしたら、試しに壁に背中と頭をつけて立ってみてください。
どうでしょう?なんだか、すごく胸を張って立っているように感じませんか?

それだけ上半身が前に傾いている姿勢が
あなたの生活の中に定着してしまっているわけです。

立つときに姿勢を良くする為に意識する点は腰の位置と肩の位置と頭の位置です。
腰の上に肩が乗るように意識したら、頭も腰の上に乗せるように意識してみてください。

自然と上半身の傾きが改善されませんか?

立っている時の姿勢が問題だと分かっても、「姿勢を良くして」というのが
あまり抽象的な表現のために、人それぞれのイメージで姿勢を作ってしまいます。

現実に「姿勢を良くしよう」と意識してもらっても、
本当の良い姿勢をとれる人はほとんどいません。

姿勢を変に意識しすぎて、胸を張りすぎたり腰を反り過ぎたりして
返って腰痛が悪化する人さえもいます。

ですから姿勢を良くするという抽象的なイメージで立つのではなく、
腰の上に肩と頭を乗せるという意識で立つことで自然と姿勢は良くなります。
この姿勢が完璧とは言えませんが、腰に掛かる負担をかなり軽くすることができます。

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腰痛持ちの99%の人は、腰が前に傾き過ぎています。
妊婦さんに腰痛が多いのは、お腹の中の赤ちゃんの重さで、
腰が前に引っ張られるからなのです。

腰が前に傾き過ぎると上半身の姿勢を正しくしてもS字曲線がバランスよく作れないので
腰に上半身の重さが集中してしまうことになり
腰の筋肉がその重さに耐え切れず痛くなってきます。

腰の傾きを改善する為に意識するのは、尾てい骨の位置です。
イメージとして尾てい骨を体の真下に移動させるような意識で立ってください。

または、おヘソから尾てい骨を引っ張るというイメージで
も尾てい骨を体の真下に移動できると思います。

このようにして腰の傾きを改善してみると、腰の筋肉が伸びるように感じませんか?
そして、腰と背中が軽くなったように感じことができると思います。

これくらい姿勢の違いで腰にかかる負担が変わってくることを体感できると
いかに姿勢が大切か納得して頂けると思います。。

姿勢を改善するポイントについて別記事も参照ください。↓↓↓
正しい姿勢を維持するコツ|骨盤を立てるだけで腰痛は改善する?

以上の立っている時の姿勢を改善する要点を実践しても腰痛が改善されないならば、
腰回りの筋肉を柔らかく解すことから始めてください。

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