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足首を柔らかくするストレッチ|アキレス腱の柔軟性には腰が重要な訳

sakka

足を使うスポーツと言えば、サッカーですよね!

プロサッカー選手がボールを足で自由に操る姿は
素人の私から見ても、見てて飽きないシーンです。

ボールがまるで手を使っているかのように動くのですから
サッカー少年にとって憧れるのは当然ではないでしょうか。

サッカーに限らずスポーツの基礎として体の柔軟性は大切です。
スポーツの中でもサッカーは足だけでボールを扱うことしかできない
スポーツですから、足首の柔軟性が最も求められます。

そこで足首を柔らかくするストレッチとして、
足首回しやアキレス腱伸ばしが代表的ですが、
それだけでは、根本から足首を柔らかく出来ません。

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足首を柔らかくしたいと思うと、足首だけに焦点を当ててしまいますが、
体の筋肉は、構造上、頭から足の爪先まで、すべて関係性があります。

私の整体院にくるクライアントさん達も、同じように思っている人が多く

・右腰が痛いのに、どうして左腰を触るのか?
・肩が痛いのに、どうして腰を施術するのか?
・膝が痛いのに、どうして腰を押すのか?

などなど、筋肉の構造を知らない為、仕方ないことなのですが、
人間の体は、そんなに単純な構造ではありません。

現実に、頭痛の原因が、ふくらはぎにあったり
腰痛の原因が足首にあったりします。

このように、体の一部が痛い場合は、そこだけに問題があるのではなく
体全体からみて問題を解決していくのが、安全であり確実です。

そこで、言いたいのは、「足首が固い人は、体も固い」ということです。
ですから足首だけを柔らかくしようとしても限界があるということです。

足首回しやアキレス腱伸ばしは、怪我防止の為に
運動する前の準備体操として行うのが適切で、
固い足首を柔らかくするには、不十分なストレッチです。

足首を柔らかくする為に一番重要なのは、腰の柔軟性です。
腰の次に股関節の柔軟性、膝の柔軟性と続きます。

例えば腰が固ければ、どんなにアキレス腱伸ばしをしても
思う様に伸びません。

なぜなら腰が固いというのは、骨盤の筋肉、骨盤から始まる筋肉も
固いことを表しています。
太腿の前の筋肉、後ろの筋肉のほとんどは骨盤から出て膝の下あたりで止まっています。

ですから腰の柔軟性がなければ膝も柔軟性が無いわけです。

骨盤は、上半身、下半身につづく筋肉の中心であり、
筋肉の始点になっているので、骨盤が少しズレるだけで
体全体へ影響を与えてしまいます。

ですから、骨盤が正常の傾きよりも少し前に傾いているとか、
左右に傾いているなどの症状(これを私達は骨盤が歪んでいると表現します)が、
ハムストリングを硬くしていまい、それが膝に影響がでて、
ふくらはぎ・アキレス腱を硬くして、足首、足の裏まで硬くなるのです。


足首を柔らかくしたいと思ったら、ます腰を柔らかくしてください。

腰のどこが硬くなっているかのテストとして、
 ・腰を前後左右に動かす
 ・腰を回す
というのがあります。

このテストをして、腰が動かしにくいところがあったら、
そこを重点的に動かすようにします。

腰が前後左右、違和感なく動くようになったら
股関節を柔らかくしていきます。

この過程で、足首回しやアキレス腱伸ばしを並行して
行ってみてください。

いままでより足首やアキレス腱の可動範囲が
増えたことを感じることができるはずです。

体の柔軟性は、怪我を防ぐためにも重要ですので
体の一部の柔軟性を追求するのではなく、
体全体をいつもトータル的に見て管理することをオススメします。

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