柔軟体操をすれば体が柔らかくなる？子供の頃から体が固い人の共通点とは

柔軟体操をすれば誰でも体が柔らかくなると言われています。

ところが、それを信じて毎日、柔軟体操しているけれど、
一向に体が柔らかくなったと感じない人も多いようです。

その理由は何だと思われますか？巷で言われていることは・・・

１．柔軟体操をする期間がまだまだ足りない
　　　コメント：
　　　　たとえば開脚が９０度から120度まで開くようになったとか、
　　　　ハッキリとしたな効果を感じるまで１年とか２年とかかかるようです。
　　　　そんなにモチベーションが続く人って少ないのではありませんか？

２．柔軟体操のやり方が間違っている
　　　コメント：
　　　　　痛い感じながらストレッチをしても脳が危険を感じて
　　　　　逆に筋肉は伸びるところか、固くなっていきます。
　　　　　
　　　
３．過去に怪我をした部分の筋肉がいまだ癒されていない
　　　コメント：
　　　　私のクライアントさんの中にも過去の怪我を引きずっているなと
　　　　思われる人がいます。
　　　　これも原因の１つになると思います。　　　　
　　　
私の仕事の経験上から断言できることは、
上記以外に決定的な原因があるということです。

体の柔らかい子供は、毎日柔軟体操をしているのでしょうか？
体の固い子供が自宅で柔軟体操しても、
どうしてすぐに体が柔らかくならないのでしょうか？

仕事上の経験から言えることは、体の固い子は、既に体に歪みを持っていて、
背中のS字曲線が出来ていません。また骨盤が反っている子供が多く見られます。
子供の立ち姿を横から見た時に、すぐにわかるくらいです。

今でもハッキリ覚えているのですが、小学２年生の時に、
友達同士で体の柔らかさを比べあっていて
みんなが前屈をして手がべったりと床についているので、
私も当然、同じように手がつくだろうと思って前屈したら
指先さえも床に届かなかったことが、すごいショックだったことです。

それから成長していくなかで、体は柔らかくなることなく、
ますます固くなっていき、小学6年生の体力測定（現代はスポーツテストと呼ばれる）で
なんと前屈がマイナス３０センチを記録してしまいました。

そんな私ですが、2014年で53歳の現在、小学生の頃より体が柔らかいです。
なぜなら骨格を矯正してくれる先生と出会い、それを維持する方法を知ったからです。

骨盤が前傾している人、反り腰の人は、お腹がぽっこりでているという特徴もあります。
その悩みは以下の記事が参考になると思います。
SHINO式腰回しで骨盤矯正できる？痩せ型なのにお腹だけポッコリ

私が子供を持つようになって、保育園の送迎時に
クラスの１歳児や２歳児を観察できるチャンスがあります。

それで言えるのは、すでに幼児期から、体の柔らかさに差が見えます。

娘は明らかに体が固い方なのです。
背骨のS字曲線が出来ていないのも分かってましたし、
肩が前肩なのも気付いてました。

床にアヒル座りをする時は、胡坐をかくように変えさせますが
その時に、べったりと膝まで床に着かないのです。

また遊びながら、私が脚を前後に開いてみせて、真似させたりしましたが
娘は、べったりと両脚が開いて床に着くことは出来ませんでした。

そして、座って開脚をして見せて、娘も真似しましたが
120度までしか開きませんでした。

娘は２歳にして、すでに猫背で前肩なのですが、
テレビを見るときに、それが顕著に表れます。

顔の高さにテレビがあるのに、顎を突き出して見ているのです。
画面が高いところにあるならわかりますが目の前にあるのに、その姿勢です。
そして背中も丸まっています。

ある日、保育園に都合があって昼間迎えに行ったとき、
ちょうど、部屋を暗くして子供たちが床に座って映画を見ていたのですが

他の子は、顎も突き出さず、背中も丸めずに見ていたのに対して
娘だけは、顎を突き出して見ていました。
このように、すでに２歳児にして、骨格の歪みが現れているのです。

ですから、娘の骨格を矯正してあげないと、将来さらに体は固くなっていき、
私の小学生の頃と同じ状態になるはずです。