背中の痛みは脊柱側彎症?腰骨の高さが左右違う場合だと… 

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背中の痛みは脊柱側彎症?腰骨の高さが左右違う場合だと…

■脊柱側彎症とは

背骨のどこかが10度以上傾いていると「脊柱側彎症」と診断が
くだされるそうです。

20度くらいまでは、外見上は専門家が見ればわかる程度で一般人は
気付かないらしく、30度を超えると母親が子供の背中を見て
異常だと思って受診するケースが多いそうです。

脊柱側彎症には、背骨が原因でない病気による変形もあります。
現在のところ、手術が必要なのは、「先天性脊柱側彎症」と「特発性脊柱側彎症」です。

「先天性脊柱側彎症」は、生まれつき背骨の24個の骨のうち、どれかが奇形だったり
あるいは、2つの骨がくっついてしまっています。
これが原因で、正面からみたら真っ直ぐである背骨が湾曲してしまいます。
この場合は、手術でしか背骨の湾曲を治せません。

「特発性脊柱側彎症」は、週時期、学童期、思春期と成長する中で発症して
進行していく病気で、原因不明と言われています。

そして、なぜか女の子に多く発症するそうで、
それも体型的に細い体力のない子供が多いそうですが、
その謎も未だに解明されていないそうです。

この「特発性脊柱側彎症」は、背骨の骨が、横に湾曲するだけでなく
同時に骨がねじれを起こしながら湾曲する場合がほとんどです。

それが肋骨を変形させる原因となり、肋骨の左右のどちらかが後ろに
張り出してきたり、背中が出っ張ったり、左右の乳房の大きさが
かなり違ってきたり(例 右がAカップ 左がDカップ)するなど
美容的な面から精神的に負担が増えます。

また胸椎に側弯が発症した場合、健康面への影響もかなり大きくなります。
それは、肺などの臓器を圧迫して肺活量が少なくなり、心臓への影響も
問題になります。

胸椎ではなく腰椎に側弯が起きた場合は、胸椎のように肋骨がないので
影響度が極端に表れ、腰椎に対しての負担がかなり大きくなります。

背骨の骨と骨の間にある椎間板への負担が偏ることで、椎間板の痛みによる
腰痛が起こります。
胸椎に比べて美容上の問題は少ないですが、
腰痛がかなり早期時期より起こるのが一番の問題です。

■早期発見なら手術前に試してほしいこと

「特発性脊柱側彎症」だけでなく、側彎症だと診断された場合
希望を捨てずに、まずは、骨盤の高さの左右差をチェックしてください。

腰骨の左右の高さが違うなら、骨盤の矯正で背骨の湾曲を矯正することができます。

背骨の土台は、骨盤で、その土台が左右のどちらかに傾けば、
自然と背骨が影響を受けます。

背骨のどの場所に現れるかは、筋力の弱っているところだったり
普段の姿勢の影響も受けます。

これは重力のある世界に住む宿命とも言える現象なので
防ぐ手段は、ただ1つ、骨盤を正しい位置に戻すことです。

ここで1つの例をあげます。

私がアメリカに住むようになって出会ったポーランド人の女性がいて、
私が整体の仕事をしていると話したら、子供の頃の体験を話してくれました。

彼女は子供の時に「特発性脊柱側彎症」だと診断され手術しか治す方法は無いと
医者から言われたそうです。

しかし、彼女の母親は、医者以外にも治療手段を求めて、あちこち回り
ある整体院に辿りついたそうです。
そこでは、簡単に「大丈夫ですよ、矯正できますよ」
と言われ、背中のマッサージをしながら、骨の湾曲を正してくれたそうです。

その後、診断してくれた医者の所へいったら、医者は驚いて
「あれ?良くなってる???」と首を傾げていたそうです。

この話からも、「特発性脊柱側彎症」でも、手術以外にも
治る方法があると言えます。

ポーランド人の彼女の場合、腰骨の高さに左右差があったかどうかは、
彼女も覚えていないし、今更、調べることが出来ませんので、
断言はできませんが、仮に骨盤の左右の高さが同じだったとしたら
骨盤の高さは同じでも、背骨の周りの筋肉のアンバランスを
調整することでも、側彎症が改善できると言えると思います。

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