仙腸関節付近の痛みが取れない|腰痛の原因は尻餅だった!? 

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仙腸関節付近の痛みが取れない|腰痛の原因は尻餅だった!?

女性の方は特に、最近、骨盤の噂について良く耳にすると思います。
骨盤矯正をすると、痩せる、骨盤矯正をすると、O脚が治る、
そんな美容に関したものも多いですが、健康とも大きな関わりがあります。

例えば、腰痛。骨盤の腰にあたる部分には、仙骨、腸骨と呼ばれる、
骨と骨の間に仙腸関節と呼ばれる関節があります。
この部分は最大限動いても、それほど動きの大きくなる部分ではありませんが、
強い衝撃を受けた時や、長年の積み重なった悪い姿勢によって、
歪んでしまうことがあります。
そして、それが腰痛の痛みの大元だったりもするのです。

■椅子を引かせて、尻餅をつかせる遊びは、将来の腰痛に?

子供の時は、良く教室でお友達が座る時にパッと椅子を引き、
どしーん!と、尻餅をつかせる、ふざけてる時の遊びがありますが、
この衝撃も、仙腸関節の歪みを引き起こす原因となり、後の腰痛に繋がります。

特に、子供の時は割とみなさん、体が柔らかく、靭帯も柔らかいので、
衝撃を受けた時のダメージは大きく、仙腸関節も歪みやすくなります。

良く、体育の授業の時に尻餅をついて転んで以来、ずっと腰が痛い、
滑ってお尻を強く打った時から、腰痛がひかないという人が居ますが、
そういったケースも、この仙腸関節が歪んでしまった場合になります。

しかし、こういったケース、整形外科などでレントゲンを撮っても、
腰痛の原因は見つけられず、ほとんどの場合が「異常なし」と言われます。
湿布や痛み止めの処方や、リハビリテーションに長く通うことを進められる程度で、
処置としては、あまり適切ではありません。

わざとでないもの、運動の際に尻餅をついてしまった、
滑って転んでしまったというのであれば、仕方のないことですが、
椅子をひいて尻餅をつかせる遊びというのは、少々危険な遊びになるのです。

■尻餅がどうして腰痛になるの?気になる仙腸関節の痛み

尾てい骨、仙骨を強打すると、仙腸関節にもその衝撃が伝わります。
転び方にもよりますが、その時の痛みとは別に、左右のバランスが崩れ、
仙腸関節付近が腰痛として痛むこととなります。

また、人は知らず知らずのうちに痛い部分を庇って生活をします。
これがまた、腰痛には良くないこととされているので、難しいですが、
痛みを庇う姿勢が、更なる痛みを引き起こすことを理解して、
なるべく、正しい姿勢でいられるように、気をつけましょう。

このように、自分では大したことないと思っていたケガや、尻餅が、
時に、大人になってからも続く、腰痛に変わっていくのは良くあることです。
それだけ、仙骨、腸骨、仙腸関節など、骨盤は人にとってとても重要なものなのです。

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