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妊娠中に腰痛が悪化した|骨盤ベルトとマタニティーヨガのどちらが良い?

■妊婦さんが腰痛になる原因は2つ

1.妊娠後から分泌されるホルモンが骨盤まわりの靭帯をゆるませてしまう

2.赤ちゃんの重みで骨盤が前に傾く

1の場合は、腰痛以外にも、恥骨、股関節にも痛みが出る原因となります。

2の場合は、妊婦さんに限らず、姿勢の悪い人が腰痛になる原因と同じです。

■マタニティーヨガの目的

マタニティーヨガは、名前の通り妊婦さんの為に考案されたヨガです。
その目的は、「心も身体のリラックス」です。

とくの初産の方は、いろいろな不安や痛みを感じながら
毎日過ごしているはずです。

そのストレスを解消しながら、身体をリラックスさせて
ママと体内の赤ちゃんの健康を導きます。

またヨガは呼吸法が重要なので、呼吸法を習得すれば
陣痛の痛みを和らげることも可能だそうです。

また出産時に、できるだけ身体をリラックスさせることができれば
疲労も軽減できます。

それには、日頃から自分の身体をリラックスさせることを覚えさせ
リラックスしたいと思う時に、リラックスできる身体にしておくことです。

妊娠前から身体の固い人は、リラックス出来にくい身体とも言えます。
また身体が固いと出産も時間が長引く傾向になるので
安定期に入ったら、マタニティーヨガを積極的に
取り入れることをオススメします。

また妊娠前に腰痛のある人、腰痛経験のある人は、妊娠後に
腰痛になる確立が高いと言われていて、妊婦さんの平均腰痛発症時期より
早めに発症するとも言われています。

マタニティーヨガは教室に通わなくても、現在は本やDVDが多数発売されているので
それを見ながら自宅で少しずつ始めることができます。

■骨盤ベルトは必要か?

腰痛の為の骨盤ベルトではなく、妊婦さん用の骨盤ベルトは
ホルモンで骨盤が緩むのを最低限にしてくれるものです。

妊娠前の女性に対しては、ガードル等の身体を締め付けるものを
決してオススメしませんが、妊婦さんに関しては
少々事情が違ってきます。

妊娠前から腰痛があるひとは、妊娠後にホルモン作用により
骨盤の靭帯が緩むために、腰痛が無かった人よりも
腰痛、股関節痛、恥骨痛、尿漏れが発症しやすいです。

それを防ぐことができるのが妊婦さん用の骨盤ベルトです。

ですから、これは痛みなどの症状を改善したいときに
購入しても遅くはありません。

■妊婦中の腰痛改善案

上記であげたマタニティーヨガや妊婦さん用骨盤ベルトは
腰痛の原因によって片方でもいいし、両方使っても
問題ありません。

妊娠前から腰痛のある人は、骨盤が前に傾き過ぎの場合が
多いので、その傾きを改善するように、骨盤を立てる意識を
持ってください。

骨盤を立てる時は、膝裏をピンと伸ばさずに、
少し膝を曲げているとやりやすいです。

また、重心が足裏の前の方に掛かっていると、骨盤を立てづらいので
重心をかかとに近いほうへ持って行きましょう。

骨盤を立てる意識も、毎日、思い出した時にするだけでも
骨盤の傾きを改善することができます。

お腹が重くなる前に、骨盤を立てる習慣を身に付けていたら
妊娠後期に起こる腰痛の防止にも役立ちます

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