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美木良介のロングブレスは腰痛に効く?骨盤を立てる動作がポイント

ロングブレスダイエットは立ってるだけの動作ですが、意外なほどカロリー消費は高いようです。
ということは、筋肉疲労も多いはずなので、日頃運動不足の方は、
いきなりロングブレスダイエットを始めるとかえって腰痛が悪化するかもしれません。

なぜならロングブレスダイエットは、息を履く時に全身の力を使って強く吐き出す動作をするので
痛みがある場合は、それを増悪させる可能性があります。

美木良介さんは、自らご自身のことを「運動が趣味みたいな人」だと称するくらいの
運動好きであったようで、毎日走った上に週に2,3回はウエイトトレーニングをしていたそうです。

ですから、美木良介さんのように運動を定期的にしている方には、「ロングブレスダイエット」で
腰痛を改善することは望めることと思います。

ここで1つ気付いてほしいのですが、美木良介さんのように毎日運動していても
腰痛は改善しなかったという事実についてです。
巷では、腹筋背筋を鍛えたら腰痛が治るとか医者までも同じようなことを
勧めているそうですが、疑問に思いませんか?

美木良介さんの場合は、少し重いウエイトトレーニングをしていた時に腰にガクンときたのが
腰痛の始まりだったそうです。

そして、40歳を過ぎて走るのをやめたら、どんどん筋肉が落ちて10分も立っていられなくなり、
歩くことさえ困難になり、俳優業を休むことになったということを聞きました。

腰痛により収入源を断たれた美木良介さんは、切羽詰まって、いろんな医者を訪ねたり
文献をしらべたり、西洋の陸上選手が取り入れている呼吸法などを試しているうちに
呼吸法でインナーマッスルを鍛えられるかもしれない、そうすれば腰痛も改善するかもしれない
と思ったのが「ロングブレスダイット」を開発するキッカケだそうです。

重度の腰痛だったので美木良介さんは、他の運動が何も出来なかったというのも幸いして
呼吸法に注目した結果、腰痛を改善するだけでなく同時にダイエットも出来、
引き締まった筋肉美になったことで世間に知られるようになった訳ですね。

結果的に美木良介さんは2ヶ月で13.5㎏の減量に成功したそうです。
この減量も腰痛を軽くした要因の1つと言えます。

腰痛の原因は、腰周りの筋肉の使い過ぎだとも表現できるのですが、
使いすぎと言っても、配送業などの重い荷物を上げ下げする作業をしない人達でも
腰の筋肉を使いすぎることがあります。
それは姿勢の悪さにより、上半身の重さを四六時中腰が支えている動作です。

ですから、上半身の重さを軽くすれば、それだけ腰の負担は軽くなるわけです。
しかし体重を軽くしただけでは、腰痛の根本原因は改善されてません。

この「ロングブレスダイエット」で腰痛が改善する動作の1つに「お尻をぎゅーっと締める」というのがあります。
この動作で骨盤が立ってくるんですね。

日本人の腰痛持ちの99%の人は、骨盤が反り腰になっているので、それを改善することが
腰痛を解消したい人の指標となります。
ですから、「お尻をぎゅーっと締める」動作を忠実に行うことで反り腰が改善していくことで
腰痛が軽くなっていくことが期待できます。

そして、美木良介さんが短期間で腰痛改善とダイエットの成果をあげることができたのは、
「筋肉の質の良さ」と「姿勢の良さ」があったからだと私は分析しています。

俳優さんですからね、姿勢を気をつけているのは当たり前のことでしょう。

ですから、以下に当てはまる方

・姿勢の悪さが原因で腰痛になった方
・日頃から運動不足の方
・ストレッチやヨガ等さえも自宅で行ってない方

は、「ロングブレスダイエット」を行う前に、まずは固まった筋肉をリラックスさせ
硬直を解すことを優先するべきです。

そしてある程度、体が柔らかくなったと感じた後にロングブレスダイエットに取り組んでください。

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