コルセットが肋骨にあたって痛い|腹筋・背筋を鍛えなくても腰痛は治る
整形外科では、コルセットを作成して補装具として利用しながら、
腰痛の改善を図るという治療法が良く用いられています。
このコルセットというのは、自分専用のもの、自分自身の体に合わせた、
コルセットを作成して貰えるので、腰痛に効果が期待できそうだと、
患者さんも、良くお願いするものでもあります。
しかし、この作成したコルセット…。実はあまり評判が良くありません。
当記事では、整形外科にて作成したコルセットでの腰痛改善の効果、
デメリットについて、詳しく紹介して行きたいと思います。
■整形外科で作ったコルセットが、肋骨にあたって痛い??
作ってもらったコルセットの1番のデメリットは、痛いということ。
非常に硬い素材で作られたコルセットが、肋骨部分に当たってしまうので、
痛くてなかなか長時間付けられないと感じている人が多いです。
確かに、腰痛は楽になったと感じるかも知れませんが、
痛いというのは、私たち人間にとって、とても苦痛なものですから、
コルセット作成の際は、そういうデメリットもあるということを、
頭に入れておいてください。
また、保険を適用した場合でも、コルセットの作成は1万円弱。
約8000円もの費用の掛かるものですから、そう安いお買い物ではありません。
特に夏場にコルセットを付けて生活するのは、汗ばみますし、
臭いも気になったりするので、不快感は更に増すことでしょう。
■コルセットを着ければ、腰が楽になる!でも、腰痛を悪化させることも…
コルセットの使用は、腰まわりを支えて貰っている感覚になるので、
腰痛が楽になったと効果を感じる人がほとんどかと思います。
しかし、サポートして貰うということは、その部分の筋力の衰えに
繋がるものでもありますので、コルセットなしでは生活できないと、
感じてしまう、悪循環になってしまうこともあります。
コルセットは、あくまでも、腰痛の改善を行い、コルセットなしでも、
普通に生活ができるようにすることを目的としたものですので、
お腹まわり、腰まわりの筋力が衰えないように注意して、
いずれは、コルセットを卒業することを念頭に置いてください。
コルセットを使用する際は、必要最低限の時に着けるようにし、
それが当たり前とならないよう、ストレッチとも組み合わせてみてください。
良く、腰痛改善には腹筋や背筋を鍛える方法が良いと言いますが、
多くの腰痛患者さんは、運動に慣れていないと言えるので、
まずは、腰痛の原因の1つである、姿勢を正すことからはじめて、
徐々にできる範囲、動ける範囲を増やしていくようにしてください。
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