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太股の横を押すと痛い|O脚でなくても内転筋トレーニングが必要な人とは

私たちの体は不思議なもので、押すと気持ちの良いところと、
多少の圧でも、痛いところとがありますよね。

太股の横と言うのは、本来は痛みの出ないところ…。
太股の横を押した時に痛いのは、正常ではないので、注意してください。

先日、患者さんにより、こんなお話を聞きました。

『先生、太股の横は押しても痛くない場所なんですよね?
私、なんかのツボなのかと思ってて、マッサージの時なんかも、
太股の横を押された時、痛かったけど、我慢しちゃってました。

みんな、痛いものだと思ってたんですけど、先生にO脚を、
治してもらってから、押しても痛くなくなったんですよ~。
やっぱり、痛いのは、どこかおかしかったからなんですね。』

太股の横には、腸脛靭帯と呼ばれる大きく太い靭帯があります。

これは、腰の骨の横にある1番高いところから、脛(すね)の頭の横まで通る、
体の中では、1番長くて太い靭帯になります。
太股の横を押すと、痛いと言うのは、この靭帯の痛みになります。

この患者さんのように、この靭帯が痛い人は、O脚である
患者さんが多いのですが、O脚以外の人も痛みが出るケースがあります。
そういった患者さんは、腰、脚、膝、足首などの下半身に、
必ず、痛みがあるものです。

O脚の人はもちろんのこと、座った時に膝が自然に開く人や、
靴底の外側ばかりすり減る人は、歩く時に、
外側の筋肉ばかり使っている特徴があります。

そのようなクセがあると、どうしても、内転筋が弱くなってしまうのです。
内転筋と言うのは、太股の内側にある部分です。

ここを、鍛えることによって、脚のバランスがよくなりますので、
O脚、膝痛などの改善が出来、靭帯も痛まなくなります。

■太股の横を押すと痛い時、O脚の人などにおすすめのトレーニング

この内転筋を鍛えるトレーニングは、さまざまありますが、
今日はその中でも、自宅に居れば、誰でも簡単に出来る方法を紹介します。

その方法とは、椅子に座った姿勢のまま、電話帳などの、
厚く、ある程度の重さのあるものを膝の間に挟んで落ちないように、
力を入れる方法です。

座りながらでも出来るトレーニング方法になりますので、
テレビを見ながらでも、出来るのが良いところです。

また、立ったまま内転筋を鍛えるトレーニングもあります。
片足を半歩前に出し、その状態の膝の裏、膝の頭の間に、
クッションやボールを挟んで、キープする方法です。

もちろん、両足トレーニングしてください。
特に準備するものもなく、手軽に行えるトレーニングですので、
ぜひ、日課にしてみてください。

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