反り腰にならない背筋の伸ばし方|乗馬をしたら腰が筋肉痛 

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反り腰にならない背筋の伸ばし方|乗馬をしたら腰が筋肉痛

■背筋を伸ばすと反り腰になってしまう?

乗馬といえば、馬の上に乗る人は、とても姿勢良く乗っていて
颯爽と馬を操る姿がカッコいい、というイメージがありませんか?

そのイメージを持って乗馬を始めてみたら
腰が筋肉痛になってしまった、という人が少なくありません。

イメージで姿勢を良くする、ことは分かっていても
現実にどのようにしたら姿勢を良く出来るのか
を知っていなかったからです。

多くの人が、背中に力が入りすぎて、反り腰になってしまうのです。

反り腰という姿勢は、上半身の重さを腰に集めてしまうので
腰の筋肉に負担をずーっとかけることになります。

つまり、上半身25キロの重さを、ずーっと腰で支えていることになります。
そうすれば、当然のことですが、筋肉痛になりますよね。

ですから、背筋を伸ばそうとして、背筋を反りすぎて
反り腰になるのは、決して良い姿勢とは言えません。

乗馬をするために必要な姿勢とは、
馬の動きに合わせて体がバランスを取りやすくするためのもので
人からみてカッコよく見せるための物ではないわけです。

ですから、必要以上に背中を反る必要はありません。

■背筋を伸ばすコツ

背筋を伸ばすというと、背中ばかりを意識してしまいますが
それでは、正しい姿勢が取れません。

猫背などの姿勢が悪い人は、背中だけが原因となり
悪い姿勢になっている訳ではありません。

姿勢が悪い人は、頭の位置、首の位置、肩の位置、胸の位置、腰の位置
これらの位置が崩れている訳です。

例をあげると、背骨を真っ直ぐに出来たとしても、頭が前に出ていたら
首が疲れてしまいます。

理想は、腰の上に肩があり、肩の上に頭があるように、
腰、肩、頭の位置が垂直に1直線に並ぶことです。

ですから、姿勢の悪いから良くしようとして、
「胸張る」「背筋伸ばす」ということではなく
反り腰にならないようにすること、頭の位置、肩の位置を意識しなくてはいけません。

そうでなければ、返って正しい姿勢が苦しいとか疲れたり、
腰が痛くなったりして、長く続きません。

■乗馬で姿勢を取る時の注意点

ただ立っている時の正しい姿勢とか座っている時の正しい姿勢ではなく、
乗馬というスポーツをする時の、正しい姿勢は、違ってきます。

じーっと同じところに座っている訳ではなく
馬が常に動いていて、時には予想外の動きをする可能性もあります。

その馬との連携プレイをしなければいけないので、
上半身に余計な力が入りすぎると、とっさの時に対応できなくなります。

乗馬は、良い姿勢を取ることを要求されるスポーツですが
それは、その方がより安全であり、より安定して馬に乗れるからです。

もし、あなたが腰痛を持っていた場合、
すでにそり腰の骨格になっている可能性が大きいので、
それ以上、反り腰にならないように意識して乗ってください。

そして、上半身にあまり力を入れることの無いようにしてください。

もし、もっと正しい姿勢で馬に乗りたいのであれば
馬に乗っていない時に、正しい姿勢を取れるように
改善していくのが好ましいです。

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