猫背のデメリット 

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猫背のデメリット

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上記のグラフは、頭を10度、20度に傾げた時
脳へ届く血流量がどれだけ変化するかを表したものです。

たった20度、頭を傾けただけで、脳へ流れる血流量は半分以下になります。

■悪い姿勢の代表「猫背」のデメリット

「猫背は治した方が良いですか?」と質問してくるクライアントさんもいます。
そこで、猫背の危険性を知らない方へお知らせしたい事実があります。

猫背の姿勢に慣れてしまうと正しい姿勢より楽だと感じる人も多くいるようですが
猫背の姿勢を続けていると体や健康に悪い症状が次々と出てきます。

猫背が引き起こす症状の代表的なものは、

頭痛Body-bad
首凝り
ストレートネック
肩凝り
四十肩・五十肩
背中凝り
腰痛
便秘
めまい
耳鳴り
不眠症
腕の痛み
腕が上がりにくい
気管支炎
胃下垂
呼吸が浅い
眠りが浅い
寝違えやすい
手足の痺れ
頭がスッキリしない
集中力が下がる
胃腸が悪くなる
自律神経失調症を起こし易くなる
脳梗塞、くも膜下出血の危険性が高くなる

上記のような症状以外にも美容的にも悪いことが起きます。

二重あごfat4
デコルテが貧弱
胸が垂れる
背中に肉がつく
首が太くなる
首の後ろに肉がつく
太股が張り出す
お腹がでる
痩せにくい

そして猫背は見た目の印象も良くありません。

自信がないように見られる
老けて見える

どうでしょう?
これだけ猫背のデメリットを知ったら、
猫背を治さずにはいられない気分になりませんか?

■猫背と自律神経失調症の密接な関係

自律神経失調症を引き起こす直接の原因は、呼吸が浅いことにあります。

猫背の姿勢は、肋骨を圧迫して呼吸を妨害していると言っても過言ではありません。
そして呼吸が浅くなれば、自律神経のバランスが取れにくくなります。

例をあげると、緊張したときに深呼吸すると心が落ち着くように感じませんか?
これは、副交感神経が交感神経よりも優位になり、毛細血管への血流が増加して、
血流がよくなり、結果として筋肉が弛緩して体がリラックスするからです。

このように呼吸には瞬時に自律神経の状態を変える力があります。

ですから、肋骨を圧迫する姿勢の猫背は、常に体に十分に酸素取れない、
自律神経のバランスを取りにくい姿勢といえるのです。

現実に自律神経失調症と診断される人の多くが猫背の姿勢であることからも
関係性は多いにあると言えるでしょう。

とは言っても自律神経失調症のすべての人が猫背とは限りません、また
猫背でなくても自律神経失調症に掛かる人はいます。

というのは、心が落ち込んだり悩み事やトラブルを抱えているなど、
思い詰めてしまう状態の時、人は呼吸が浅くなる傾向にあります。
この状態が長期化してしまうと自律神経失調症になるケースもあります。
そのようなときは、意識してゆっくりとした深呼吸を心がけてください。

■自律神経失調症とは

ウィキペディアから引用すると
「交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経のバランスが
崩れた場合に起こる症状の総称」だということです。

ですから、「自律神経失調症」は病名ではなく器質的異常など
原因が認められない自覚症状を総括した症状名です。

またウィキペディアには、
「自律神経とは血管、リンパ腺、内臓など自分の意思とは無関係に働く
組織に分布する神経系のことであり、呼吸や代謝、消化、循環など
自分の意思とは無関係で生命活動の維持やその調節を行い、
絶えず活動している神経である。」との説明が書かれています。

このように、自律神経に異常があると、体全体に影響が出ると言えます。
ですから姿勢が悪い人、とくに猫背の人は、今すぐ改善を始めることをお薦めします。

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