多発性硬化症で片足立ちが出来るまでの経験談|難病でかつ腰痛 

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多発性硬化症で片足立ちが出来るまでの経験談|難病でかつ腰痛

■「多発性硬化症」Mさんの特徴

「多発性硬化症」は多くの場合、左右非対称で症状が現れます。

Mさんも体の左側に主な症状がでていました。
左手、左足、が100%思う様に動かせないようでしたが、
Mさんは右利きであり仕事に必要な運転には支障がなかったようです。

しかし、本人は体の変化を感じていて、まだ子供も小さいことで
将来の不安を抱えていて、出来るだけ多発性硬化症の進行を抑えたいとのことでした。

Mさんの施術を始めた時に、一番目についたのは、左足の開き度でした。

施術の最初は、うつ伏せに寝てもらい、足首の下に
直径15センチくらいの筒棒型のクッションを置きます。

その時に、左足だけが異常に外側に向いているのが分かりました。

また体を触ったときに、多発性硬化症の人は、症状がでている側の筋肉が
硬直していると聞いていたのですが、
Mさんの左側は、思ったよりも柔らかかったのです。

それに対して私は、大きな希望を感じました。

多発性硬化症でない一般の腰痛のクライアントさんでも
左脚が外側に向いている角度が大きい人がいます。

腰痛の原因の1つになっている大腰筋の硬直は、
大腿骨に大腰筋の終点が付着しているので、
大腿骨が外旋すると大腰筋を引っ張ることで起こることがあります。

そこでMさんの腰痛は、多発性硬化症が原因ではなく
一般の人と同じく、大腿骨の外旋という予想を立てて
私は、一般の人と同じ施術をしました。

■多発性硬化症の腰痛が改善

Mさんは、私の整体院以外にカイロプラティックにも通っていて
一回目の施術が終わった数日後に、カイロプラティックに行ったそうです。

そこで担当者がうつ伏せになったMさんの体を見て
「どうしたんですか?良くなってますよ!!!」
と驚かれたそうです。

そこで、Mさんが新しいある整体院に行ってみたんだ、と言ったら
「それは続けた方が良いですよ」と言ってくれたと
嬉しそうにMさんが話してくれました。

Mさんは、今までは、多発性硬化症の症状を抑えることを目的として
あらゆることを試してきたようですが、抑えるだけでなく
改善していることを第三者に証明されたことがMさんに希望を与えたようです。

■片足立ちをして迎えてくれたMさん

一年半の間、真面目に通ってくれたMさんですが、
その後パッタリと姿を見せなくなりました。

ある日、私の旦那さんが商工会議所のリボンカットイベントに出かけて
家に帰って来た時すぐ、私を呼んで会場でMさんに会った話を嬉しそうに話してくれました。

旦那さんが向かった会場の主役はMさんでした。
会場でMさんを見かけた旦那さんが、Mさんの方へ歩いていく途中で
Mさんも旦那さんに気付いたそうです。

そしてMさんは左脚で片足立ちして、かかしのように両手を広げて旦那さんを迎えました。
旦那さんは、そのポーズがどういう意味はわかりませんでした。

旦那さんがMさんの近くまで行った時、Mさんが開口一番
「お蔭さまで、片足立ちが出来るまで回復したよ。ありがとう」と言ったそうです。
そしてMさんの傍に立っていた奥さんが目に涙を浮かべて微笑んでいたそうです。

その様子を聞いて、私も胸が熱くなりました。

私はMさんに多発性硬化症としての特別な施術をしませんでした。
一般の人と同じく、体の歪みを改善する施術をしただけです。

私の整体の先生も話していたことですが、
病気の原因の要素の1つに体の歪みがあるということだと思います。

私は、Mさんの多発性硬化症を改善したのではなく、
Mさんの体の歪みを改善しただけだと思っています。

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