コートが重くて肩こりになった|隠れ猫背チェック方法と対策 

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コートが重くて肩こりになった|隠れ猫背チェック方法と対策

■ウールのコートは重いから肩こりになるの?

私の経験ですが、20代のある冬の日、友達に
「コートを着たら肩こりになった」と言ったら
「気のせいじゃないの?」と言われたことがあります。

そうなのかな?と思ったのですが、寒い日用に買ったウールのコートを着ると
必ずといって肩が痛くなるのです。
友達には、それ以上何も言わず、自分で確信を持ったので、
それ以来コートを選ぶ時は、軽さを重視するようにしました。

当時の私は、自分が猫背だという自覚がないどころか
肩こりも慢性化していたからか、肩こりを持っていることさえ
自覚がなかったほどでした。

そんな私がウールのコートを着たときだけ肩こりを感じたので
肩こりは重いコートが原因だとずーと信じていました。

しかし、本当の原因は、猫背だったのです。
猫背が治った今は、コートの重さを無視して
気に入ったデザインのコートを買って楽しんでいます。

猫背の人は、寒いとさらに背中を丸くしてしまうので
さらに肩に負担が掛かってしまうため
重いコートがそれを助長している形になります。

重いコートを着ても、姿勢良く歩いていれば
肩こりを感じることはありません。

私のように猫背の自覚がない人のために
隠れ猫背をチェックする方法を紹介します。

■隠れ猫背をチェックする方法

「猫背」というと背中が丸まっている姿を思いつくと思います。

自分は背中が丸まっていないから猫背でないと思っている方が
いるかもしれません。

しかし以下に当てはまる場合は、隠れ猫背と言えるので、
ここでチェックしてみてください。

A:顎が前に出ている、
B:頭(顔)が肩より前に出ている
C:肩が耳より前に出ている

A、B、Cそれぞれ猫背の種類が違います。
Aは他の猫背と複合する場合が多くあります。
背中が丸くないですが、これらも立派な猫背と言えますので、
当てはまる場合は、すぐに対策を始めましょう。

■隠れ猫背の改善策

今まで自分が猫背だと気付かなかった訳ですから
どこがどう悪いのか自分の骨格の癖をチェックしましょう。

鏡の前に体の横を見るように立ちます。
一人で正確にチェックするのは難しいかもしれませんが
ある程度、自分の姿勢をチェックできます。

理想は、土踏まず、膝、大腿骨の大転子、肩、耳のラインが
一直線であることです。

猫背で多いのは、
 耳が肩の位置より前にでている
 肩が大腿骨の大転子の位置より前に出ている
という骨格です。

しかし、これらは意識的に猫背にしているというより
無意識にそうなっているのがほとんどだと思います。

ですから、これからは、意識的に猫背を改善していく
必要があります。

まずは顎や頭を前に出す癖を常に確認して
意識して顎を引くようにしてください。

また以下の記事も参考になると思います。
猫背から正しい姿勢を身に着ける順序|胸を張ると背中が痛い場合

■コートの重さを感じないようする方法

せっかく買ったコートを着ないのも、勿体ないので
重いコートを着る場合は以下の点に気をつけましょう。

 (1)寒くても肩をすぼめない
 (2)襟元を暖かくして顎や頭を前に出さないようにする
 (3)コートの下で厚着をし過ぎない
 (4)コートを着たときキツイと感じたら服を調整する

猫背が治ってきたら、今まで重いと感じていたコートも
嘘のように重さを感じなくなりますよ。

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