片足で立てないのは病気?仰向けでつま先が45度以上開きませんか?
テレビ朝日「たけしの本当は怖い家庭の医学」の番組では、
毎週、「健康」をテーマに、日常に潜む病気を取り上げています。
2007年には、片足で立てない人が病気であると言うことが取り上げられていましたが、
その放送、ご覧になりましたか?
■片足で立てる?立てない?病気と繋がるの?
番組内では、片足で立っていられない人は、「多発性硬化症」
であると放送されていました。
通称MSと呼ばれるこの病気は、10万人にあたり3~5人ほどの病気で、
女性に多い病気です。
症状は、急性に起こり、1週間で最も強く出ます。
自然に改善することもありますが、視力障害や、足の痺れ、
歩行障害、マヒなどが続くこともあります。
しかし、ここからも分かるように、それほど起こりやすい病気ではなく、
むしろ、珍しい病気だと言えます。
もし、あなたが片足で立っていられなく、多発性硬化症では?と、
不安に感じているのであれば、下記のチェックを行ってみてください。
■多発性硬化症?片足で立てない原因を探る
片足で立つことのできない人は、まず、仰向けに寝てみてください。
自然な状態で寝た時、つま先はどのようになっていますか?
つま先が45度以上外に開いている人は、
その脚で、片足で立つのが難しいと言えます。
脚ががに股になっているために、バランスが取れないからです。
次に、いつも通りに少しつま先に注意して歩いてみてください。
この時、つま先が45度以上外に向いて歩いている場合は、
更に、片足で立つのが難しい足だと言えます。
どうでしょうか?
片足で立てなかった足は、傾いてしまっていましたか?
たけしの本当は怖い家庭の医学は、そういう人に対して、
多発性硬化症の始まりと放送されていましたが、
この開いてしまう足に原因があるものですから、病気の心配ではなく、
この開く足の改善を行っていくことに気を使ってください。
もし、あなたが多発性硬化症の疑いがあったとしても、
片足立ちできるようになることは可能です。
私のクライアントさんで多発性硬化症の人の経験談を紹介します。
多発性硬化症で片足立ちが出来るまでの経験談|難病でかつ腰痛
普段から、がに股の人はもちろん、寝てみた時に、
がに股になってしまう人の脚は、脚の外側の筋肉ばかり使うため、
改善を行わなければ、発達した外側の筋肉に引っ張られ、
更に、がに股が進んでしまいます。
逆に言えば、内側の筋肉が使えていないせいだと言えますので、
脚の内側の筋肉を鍛えるように心がけると良いでしょう。
内側の筋肉にある程度筋力が付けば、自然とがに股は矯正されます。
それと同時に、脚の筋力のバランスが取れるようになりますから、
片足でも、バランス良く立つことができるようになります。
片足で立てないからといって、病気である可能性は低いと言えますから、
安心してください。
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