子供のアヒル座りは要注意|成長期の骨格に悪影響を与える!? 

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子供のアヒル座りは要注意|成長期の骨格に悪影響を与える!?

■「アヒル座り」が出来ると股関節が柔らかい?

「アヒル座り」は女の子座りという別名がある通り、
女性なら誰でもできる座り方だと言われています。

男性には出来ない座り方なので、股関節が柔らかいかと思われがちですが
実は「アヒル座り」が出来ても股関節が柔らかいとは限りません。

どちらかというと、「アヒル座り」が楽に出来る人に限って
胡坐がかけない人が多いです。
たとえ胡坐をかけたとしても、膝が上がり上半身が後ろに引っ張られるため
リラックスして座れないはずです。

また「アヒル座り」が楽だと感じてる人にO脚が多いのも事実です。
そしてO脚の人は、胡坐をかくのが得意ではないです。

つまり、「アヒル座り」が出来ることは、股関節の柔軟性を表すことにはなりません。

スポーツの種目によっては、股関節のストレッチの目的として
アヒル座りの要領で股関節周りの靭帯や筋肉を刺激しています。

股関節のストレッチとしてアヒル座りの形をすることは、
骨格まで変えることにはなりませんが
日常生活の中で、ゲームをしたり本を読んでいる間、
ずーっとアヒル座りをするのは、骨盤や股関節に悪い影響を与えます。

■アメリカでも「アヒル座り」は骨格に良くないと認識されている

アメリカでは子供が3歳になるまでの間、発育に問題がないかを
無料でチェックしてくれるシステムがあります。

2か月又は3か月に一回、カウンセラーが家に訪問してくれて
その子供の年齢に合わせた細かいチェックポイントで
子供と遊びながら、子供の発育状態をチェックしてくれます。
その中で、親がするべきことがあったら助言もしてくれます。

わが娘も、1歳くらいから、このプログラムに参加していますが、
その最初の日、娘がアヒル座りで床に座っていたのを見て
カウンセラーさんが娘の脚を触ってアヒル座りを止めさせていました。

そして、私達に、この座り方をさせないようにと説明してきました。
カウンセラーさんは「この座り方は、将来、足腰に悪い影響がでるから」
と言っていました。

アメリカでは、すでに統計上、そのような結果が出ているそうです。
アヒル座りをして育った体と、そうでない体では、
あきらかに足腰の問題に差がでていると言っていました。

■アヒル座りは絶対にしない様に気を付けましょう。

アメリカは床に座る習慣はありませんが、子供が小さいときは、
積木やカード遊びなど床で遊ぶことが多いので、どうしても床に座ることになります。

娘は床に座るときに、アヒル座りをすることが多いです。
私が気付いたときには、すぐ直させますが、現在2歳の娘はどうしてアヒル座りが
悪ういのかなど、理解はできないので、
私が「この座り方は、やめようね」と言わない限り、
自分からアヒル座りをやめようとかはしません。

日本は、西洋のように完全に椅子に座る文化でないので
床に座るのは、何の抵抗もありませんよね。

西洋は、「座ってください」と言ったら椅子がないと不思議がられます。
ある日、私が旦那さんに絨毯の上に座ってもらおうと、当たり前のように
「座って」と言ったら、不思議な顔して「椅子がないよ?」と言われました。

絨毯の上に座るという考えがないのです。
ですからある程度の年齢になったら、アメリカではアヒル座りはしない
というより、床に座ることをしません。

それでも、幼児期にアヒル座りをすることが、体に悪い影響を与えるとして
統計上出ているというのですから、日本人は、もっと気を付けないといけません。

日本は正座や胡坐などで床に座るのは当たり前です。
私も長い間、床に座って食事をしてきました。
今思うと、この時の座り方が私の骨格をさらに悪くしたのだと思います。

私はいつも横座りかアヒル座りをして食事をしていた記憶があります。
それも高校1年生まで、ずーっとです。
正座は痺れるので、避けていました。

私の親は横座りかアヒル座りが骨格に悪いことを知らなかったので
私の姿をみても、注意出来なかったのです。

子供の健康は親にかかっていると言っても過言ではないので
子供がアヒル座りをしていたら、ぜひ止めさせるようにしてください。

ある程度の年齢になった子供に、むやみに「アヒル座りは止めなさい」と
言っても、本人が納得しなかったら、行動しないと思うので、
アヒル座りの影響がどれだけのものか、親が認識して子供に教えてあげてください。

以下の関連記事の中の「アヒル座りは骨盤にどのように悪い?
歪みが体に与える影響は想像以上!」というのを参照してください。

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