梨状筋症候群は治るのか?坐骨神経を圧迫している筋肉を解す方法 

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梨状筋症候群は治るのか?坐骨神経を圧迫している筋肉を解す方法

■梨状筋症候群とは

骨盤を後ろから見た時に、骨盤から大腿骨に繋がる筋肉が
たくさんあります。
その中の1つに「梨状筋」という名前の筋肉があり
仙骨から大腿骨に繋がっています。

この筋肉名がつく「梨状筋症候群」という症状は
坐骨神経と深い掛かりがあり、坐骨神経痛の原因にもなるケースがあり
「梨状筋症候群」という症状名がついているそうです。

しかし、「梨状筋症候群」の症状は、坐骨神経痛と全く一緒なので
どちらかを特定するのは、医者でも難しいと言われています。

ですので、坐骨神経痛と言われた場合は、
梨状筋を解してみることをおススメします。

■梨状筋が固いと坐骨神経痛を起こす

私の整体院に来るクライアントさんで、坐骨神経痛の方は
99%、お尻の筋肉が固い状態です。

梨状筋だけでなく、その他の筋肉も固いのですが、
特に座る時に使うであろう筋肉が、とても固いのです。

なぜか、その固い部分を解してあげると
坐骨神経痛も軽くなります。

梨状筋の手前に坐骨神経が通っていて、梨状筋が坐骨神経を
圧迫すると坐骨神経痛が起こすというのは正しいことですが、
梨状筋だけを解せば問題は解決する訳ではないことだけは
知っておいてください。

■梨状筋症候群を改善する方法

梨状筋は大殿筋(お尻の表面の筋肉)の下層に位置しています。
梨状筋が固くなっている人の特徴を解析してみると、

(1)1日中座りっぱなしの人が多い
(2)骨盤の左右の高さが違う人が多い

以上の2つのケースがあげられます。

(1)のケースであれば、座る時間が長いことが原因で
椅子に当たる部分の筋肉が固まってしまったわけです。
その固い筋肉を解してあげれば良いのですが、梨状筋だけに集中せずに
周りの筋肉に固い部分があれば、それらも一緒に解してみてください。

固い筋肉を解すコツを以下の記事に纏めてあるので参考にしてください。
冷えると腰が痛い|骨盤まわりの筋肉を効率良くほぐす3つのコツ

(2)のケースは、脚を組んだり、横座りする人に多い症状です。
この場合は、梨状筋を解しても、骨盤の左右の高さを改善しない限り、
梨状筋はまた固くなってしまいます。

ですから骨盤の左右の高さも改善していく必要があります。
そして、二度と骨盤の左右の高さを歪めさせないように注意することも大切です。

近年では床に座る環境は少なくなってきたようですが、
脚を組む人は、全く減っていません。

というのは脚を組むことが体を歪ませるという情報が
浸透していないから仕方のないことですが、せめてこの記事を読んだ人だけは
今日から脚を組むことを止めてください。

しかし脚を組まないと落ち着かない、組まないといられない場合は
骨盤の筋肉が硬直してしまっている証拠ですので、
ストレッチや体を温めることなどをして、筋肉を解すようにしてください。

過去記事で
足を組む癖で骨盤の左右の高さが違う|腰の筋肉の緊張をほぐす方法
というのが参考になるはずですので一読しておいてください。

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