鎮痛剤の飲み過ぎで吐き気|筋肉疲労の痛みを和らげる効果的な方法
病院に行くほどではない、でも、頭が痛い、歯が痛いなどの理由で、
鎮痛剤を飲む人は多いと思います。でも、頭痛のある人は特に、
鎮痛剤の常用や、飲み過ぎによる危険も考えて使用するのが1番です。
家には常備する薬の1つですし、薬局でも気軽に買えることから、
「お薬」である意識は薄れがちですが、鎮痛剤も立派な薬の1つ。
1日の用量や、1回の用量は守る、常用はしないなど、
向き合い方を再確認してみてください。
■鎮痛剤の飲み過ぎは、気持ち悪くなる
鎮痛剤の用量は、1回○錠と、決まっています。
また、1回飲んだ時は、何時間以上空けるなどの時間も明記されています。
1回の用量を多く飲んだ場合や、時間を空けずに飲んだ場合など、
これ以上の服用になると、時には吐き気・嘔吐の症状が出ます。
過剰に服用するまでは行かないかも知れませんが、
最悪の場合、命の危険性まで考えられるものなのです。
■鎮痛剤の常用は、効きが悪くなる
鎮痛剤は常用すると、その効果が感じられなくなります。
その分、量を増やしたり、強い鎮痛剤に変えるなどの服用方法になってしまいます。
また、鎮痛剤を良く使用する人は、手術の際の麻酔さえ、
効きが悪くなりますから、常用はなるべく避けるようにしたいところです。
■鎮痛剤は、痛みを鎮めるお薬 痛みの原因の改善にはならない
「鎮痛剤」の文字通り、痛みは鎮めることができますが、
痛みの改善にはなりません。腰痛の痛みに、鎮痛剤は効果がありますが、
慢性的な腰痛の場合、筋肉疲労が原因となりますので、
筋肉の血行不良による酸素不足や、痛み物質の停滞を流す、
温めるケアの方が、鎮痛剤を服用するよりも適しています。
湯船にゆったり浸かって体を温める、温湿布、ホットパックの利用、
蒸しタオルを当てる、温泉、岩盤浴、ホットヨガ、お好みの方法で、
体を温めれば、リラックス効果も同時に得ることができます。
特に、蒸しタオルを当てる方法は自宅でも簡単にできるので、
おすすめです。水で絞ったタオルを、電子レンジで軽く温めると、
すぐに蒸しタオルとして使用することができます。
蒸しタオルは熱いので、手袋を使って取り扱ってください。
ビニール袋に熱々の蒸しタオルを広げて入れて、
乾いたタオルで包んで腰にあてると、熱が冷めにくく
じっくりと腰を温めることができます。
鎮痛剤は便利なお薬ではありますが、「お薬」となりますので、
飲まないでいられるのなら、飲まないほうが良いのは明確です。
慢性腰痛症の場合、こういった、温める方法が適していますので、
是非、痛みのある際は、鎮痛剤に頼らず、腰部を温めてみてください。
間違っても、お薬の飲み過ぎや、長期に鎮痛剤を服用するなどは、
安易にしないようにしてください。
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