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片方の横座りが出来ない|腰の左右の高さが違う人に起こる痛み

■片方の横座りが出来ないのは骨盤の歪みの表れ

日本の風習も、畳よりもフローリングの生活が
一般化してきましたが、まだまだ床に直接座ったりする
機会も多いようです。

アメリカでは、どんな小さな町の集会やミーティングでも
床に座るなどということは絶対にありません。
必ず椅子が用意されています。

しかし、日本では、ちょっとした集会などの様子をみると
椅子は用意されておらず、床に座って話をしたり
発表会などをしているようです。

そこにいる女性は、100%と言ってよいくらい横座りをしています。

日本では、女性があぐらをかくと、あまり良い印象はないですよね。
そういう他人の目を気にする風潮もあってか、
正座も堅苦しい雰囲気になるためか、
よく「足を崩して」と声を掛けられることがあります。

「足を崩してゆっくりして」というのは、
正座なんかしないでリラックスしてと親切で言っている言葉なのですが
実は、体や骨盤には、余計なお世話なわけです。

また横座りする場合、どうしても右側、左側のどちらかを
習慣にしてしまってる人も多いようです。

そうなると、もう片方の横座りが、どうしても窮屈に感じてしまうようになります。

実はこれは、危険な信号なのです。
座り慣れた方の横座りの形にあわせて、骨格が歪んでいる証拠です。

座り慣れていない方の横座りに使う筋肉が固いから、などという
単純な原因ではありません。

この時点で、もう骨盤の高さの左右差があるのは、確実です。

■骨盤の左右差が引き起こす痛みと問題

骨盤の左右差は、全身へ影響があり、痛みを引きおこすことも
少なくありません。

代表的なのは、「坐骨神経痛」です。
次に腰痛、膝痛、踵痛、背中痛、首痛、です。

またある動作をしたときだけ痛みがでるということもあります。
そして痛みが起きなくても、他の問題も起こし易くなっています。

たとえば、
・O脚
・ふくらはぎの左右の太さが違う
・足首を挫きやすい
・脚の長さが違う

このような症状が出ない前に、骨盤の左右差を改善していくことを
おススメします。

以下に続くストレッチの他にも過去記事で参考になるストレッチや体操を紹介します。
 ●朝腰が固まって起きれない|簡単に動ける体になる腰痛改善ストレッチ
 ●足を組む癖を直したい|骨盤周りの筋肉をストレッチする前に重要なこと

■骨盤の左右差を改善するストレッチ

・まず骨盤のどちらが高いかをチェック

チェック方法
1.鏡の前に立ち、右と左のそれぞれの腰骨に手を置いて手の高さを比較する
2.スカートの裾が上がっている方の腰が高い

・高い方の腰の体側をストレッチ

  たとえば固い方の腰が右なら右側の体側をストレッチします。
 
  ちょうどおへその横の位置の体側を伸ばすように意識しましょう。

・低い方の腰をひねるストレッチ

  仰向けになって、低い要の腰の足を上げ、膝は直角に曲げた状態で
  そのまま反対側に倒していきます。

  たとえば、低い腰が左側だとしたら、太ももを上げて、股関節のところで
  垂直になったところで止めて、膝は直角に曲げた状態で、
  その脚を右側へ倒しておきます。

  できるだけ、腰の筋肉が伸びている感覚を感じながらゆっくり行いましょう

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