あぐらをかくと腰が痛い|股関節まわりの筋肉が緊張しているのが原因
床や畳に座らなくてはいけない時、正座と胡坐のどちらが楽ですか?
ほとんどの男性は、あぐらをかくでしょうね。
しかし、胡坐をかけない人がいます、または、あぐらをかけても、
ゆっくり座れない、腰が痛くなってくる人がいます。
それはどうしてでしょうか?
あぐらをかいている姿がとてもゆったりとして楽にしている人と
あなたは何が違うのでしょうか?
それは「股関節の柔らかさ」
じゃ、ストレッチすれば良いんだ!と思ったでしょうね。
それが股関節を柔らかくするのは簡単ではないのです。
ですから骨盤の歪みを取るのが先決となります。
日頃、運動をしている人は、ストレッチから始めても問題ありませんが
日常的に運動と縁のない人は、筋肉を痛めることになるので
いきなりストレッチはしないでください。
固くなった筋肉の緊張を解す方法は、押してパッと離すという
地味な方法ですが、これが確実です。
気長に少しずつやっていくしかありません。
「痛気持ち良い」程度の押す圧力で止めてください。
指で押しても良いですし、テニスボールなどを使っても構いません。
ただ、あまり硬球のような硬いボールを使うと最初は
筋肉を痛めることにもなりかねないので気をつけてください。
筋肉以外にも腱や靭帯も硬くなっているはずなので
同時にそれらも柔らかくしていくと腰痛が嘘のように軽くなります。
最初は表面の筋肉から柔らかくしていき次第に指が筋肉の奥まで入るようになるので、
深い位置の筋肉も解していきます。
筋肉と骨を繋ぐ役目をしているのが腱と呼ばれていますが、
腱はとても硬くなっていると骨だと勘違いしてしまいます。
押して痛みを感じるのなら骨ではありません。
骨盤の後ろも前も横の筋肉も試してください。
痛くないところは押す必要はありません。
骨盤とお腹の継ぎ目、背中のウエストの位置の筋肉も
柔らかくして、恥骨や尾骨周りの筋肉も柔らかくしてください。
腰痛の酷い方は、これだけでも腰が軽くなったと感じるでしょう。
骨盤の歪みは、傾きが1度でも変わると、ものすごく軽くなるのです。
それくらい骨盤の少しの歪みが体に影響を及ぼします。
骨盤の歪みが改善していくと同時に股関節の筋肉の緊張も
解放されていきます。
よく股関節を柔らかくストレッチ方法で、股割りというのでしょうか、
床に座って左右の足の裏を合わせて、膝を床に押すような体操がありますよね。
あれで本当に股関節が柔らかくなりますか?
私は頑張って3か月ほど毎日この股割りストレッチをおこなった時期もありましたが
効果はほとんどありませんでした。
毎日ストレッチしていれば、膝が少し床に近くづくようになったかな、と
思うこともありましたが、1日でもストレッチをしないと、
また、もとの固い状態に戻ってしまっていました。
ということは、股割りストレッチの効果はなかったといえると思います。
ですから、股関節を柔らかくしようと思ったら、骨盤の歪みを改善しないと
根本的な解決にはならないのです。
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