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腕を上げるとすぐ疲れる|猫背の人が四十肩になりやすい2つの原因

例えば洗髪の時、腕を上げているとすぐに
腕が疲れるということはありませか?

腕力がないと疲れる原因の1つになりますが、
他の原因として、猫背があります。

猫背の期間が長いほど、背中が丸くなっているだけではなく、
肩のラインを体の横から見た時に、右肩から左肩までが
一直線になっていません。

この状態は、肩甲骨が正常な位置になく、肩甲骨の下側が
体側の方にずれてしまっています。

肩甲骨が外側にずれると肩関節が動き難くなり、腕を上げる為に
使う筋肉を無理に引っ張る動きになります。

その結果、腕を上げていると重い物を持っているかのように
すぐに腕が疲れてしまうわけです。

このような肩関節の状態は、四十肩になりやすいと言えます。

四十肩の痛みは、ある日突然感じるかもしれませんが
原因は、猫背や肩関節、肩甲骨といったところにあり、
もう何年も前からあなたの体にあったのです。

冬に私の整体院に来る人の中に、必ずと言って雪かきをした後に
肩が痛くて上がらないと訴えてくる人がいます。

その人達は、雪カキが原因だと思っていますが、
雪カキをしたら誰もが必ず肩が痛くなるわけではありませんよね?

つまり、雪カキをして肩が痛くなる人とならない人の違いは
その原因をすでに持っていたか、いなかったかということなのです。

ですから猫背の人は、肩や腕に痛みを起こす原因を
常に抱えているわけで、何かのキッカケで痛みが出てくるのです。

猫背を改善する場合は、
1.背骨の丸み
2.肩のライン

の2点を考慮して対策を取ると効率が良くなります。。

「背骨の丸み」は、骨盤の歪みも影響しているところですから
ストレッチや体操をするときは、骨盤周りの筋肉を解すことを
忘れないようにしてください。

背中を真っ直ぐにする姿勢を取る時は、骨盤を起こすように意識しながら、
同時に胸を張るようにしてください。

「肩のライン」が真っ直ぐでない人は、肩関節の前後の筋肉、
脇の下の筋肉、上腕の筋肉、肩甲骨周りの筋肉、
そして胸筋まで影響しているはずです。

これら全ての筋肉を解した後に、ストレッチをするのがポイントです。
またストレッチする時に必ず入れるべき動作は、肩関節を開くことです。

関節の箇所には、必ず骨と骨同士を繋ぐために靭帯があります。
筋肉ばかりとストレッチしても、靭帯もストレッチ出来ていないと
思うようには改善ができません。

とくに猫背のままスポーツをしてきた人は、筋肉以上に靭帯も
硬くなっている人が多いです。

靭帯は筋肉よりもストレッチをして改善するために時間が掛かります。
短期間で改善しようと無理なストレッチは筋肉を傷めることが
ありますので、靭帯もストレッチをすることを意識して
毎日少しずつ気長におこなってください。

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