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20代なのに腕が痛くて上がらない|スマホ症候群が腰痛に繋がる理由

私の整体院には、小学生のお子さんから、お爺ちゃん、お婆ちゃんまで、
幅広い層の方々が訪れます。しかし、最近感じるのは、
10代~20代の若い世代の男女の来院数が増えていることです。

その要因の1つが、携帯電話、スマートフォン、パソコンの普及です。
ここでは、最近注目されている”スマホ症候群”について、詳しく紹介していきます。

■若い世代の方に多い?「スマホ症候群」とは?

スマホ症候群の症状は、肩こり、頭痛、腕が上がらない、目の痛み、
手、腕のしびれ、ドライアイなど、さまざまです。

これは、スマホを操作する時の姿勢がクセになることによって、
頚椎のカーブが変わり、頚痛、その近辺の筋肉に問題が生じることによって起こります。

この症状を見ると、上半身の症状ばかりが目立ちますので、
スマホ症候群=上半身に症状が出るものとして、説明されることが多いですが、
実は、腰痛になるケースも少なくありませんので、注意したいところです。

■スマートフォンを使用する時の姿勢が「スマホ症候群」の原因

電車に乗ると、スマホを触っている人をたくさん見掛けます。
画面に集中するばかり、姿勢は、悪く、下向きになってしまっています。
この姿勢が、首、肩、腕、腰の不調に繋がるのです。

スマホを見る時のうつむいた姿勢は、首が前に出すぎていて、
猫背の状態、上半身が前に傾いているような姿勢になります。
それが毎日少しずつクセになっていくと、筋肉は固まってしまい、
腰痛を引き起こす原因になります。

■スマートフォンを使用する時の姿勢を正すことで予防する

スマホ症候群の予防法は、なんといっても、姿勢を正すことにあります。
20代なのに、腕が上がらない…なんて、ひどい症状になる時もありますから、
しっかりと、毎日の生活の中で、スマホ症候群の予防をしていきましょう。

・立っている時のスマホ操作

立っている時の姿勢は、ただただ、背骨のS字を維持するだけでなく、
体も顔も正面を向いている時が良い姿勢と言えます。
今は”歩きスマホ”も話題になっていますから、なるべく歩きながらは、
避けたいところです。

・座っている時のスマホ操作

腰への負担は軽い状態だと言えますが、座ったままの姿勢は、
楽であるために、姿勢が崩れやすいと言えます。くれぐれも、
脚を組んだ姿勢でスマホをいじることのないよう、気を付けてください。

・寝っ転がりながらのスマホ操作

寝る時に、スマートフォンをいじりながら寝る…なんて人も増えているようですが、
うつ伏せに寝たまま、肘を立てる姿勢は1番良くない姿勢です。
腰にも大きな負担が掛かりますので、気を付けてください。

 

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