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朝起きたら腕が動かない|横向きの寝方しかできない人の巻き肩防止対策

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7,8時間寝ている間、横向き寝した体勢を続けているば、
血管や神経が圧迫されて痺れや麻痺を起こすのも当然です。

分かりやすい例をあげると、正座をしていると足が痺れてきますが、
そのまま正座を続けると足は痺れを通り越して、麻痺して感覚が無くなります。
それと同じことが腕にも起きているわけです。

先日、60代の渡辺さんが右肩と右腕が痛いということで
私の整体院にやってきました。

渡辺さんの肩に触ってみると、右側の肩幅が左より狭くなっていて
右肩は巻き肩の状態でした。

私「右腕・右手をよく使う仕事をされているのですか?」
渡辺さん「私は左利きです。でも寝る時は、いつも右を下にして寝ています」

60歳を過ぎる今まで、ずーっと右を下にして横向き寝してきたのが
納得できるほど、渡辺さんの右肩は、頑固なほど固まっていました。
それにしても、どうして今まで何も対策を取って来なかったのでしょう。

そして渡辺さんが言うには、朝起きる時は、
いつも腕が麻痺しているというのです。
これに疑問を持たずに、いままで放置してきた結果が、
渡辺さんの頑固な巻き肩を作ってしまったと言えます。

手遅れではないですが、渡辺さんの右肩は、巻き肩の状態が
しっかり固定されてしまっているほど、筋肉が酷く凝り固まっていました。

1回目の施術後、「だいぶ楽になったよ」と迎えにきた奥さんに
渡辺さんが話していたのが聞こえたので、1回でも効果があったのかと
嬉しく思いましたが、正直、施術中は全く動かない渡辺さんの肩に
私で治せるかと不安を感じるほどでした。

ここまで酷くなる前に、横向き寝しか出来ない人へ巻き肩防止対策を
紹介します

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(1)横向き寝用の枕にする

仰向けで寝れない、横向き寝しかしない人できない人は、
横向き寝用枕を購入するか、自分で作ってしまいましょう。

一般の枕は、仰向け用の高さですから、横向き寝すると
低くて、腕に体の重さかかります。
これが腕を麻痺させ巻き肩になる原因です。

バスタオルを積み重ねていくだけです。実際に横に寝ながら
腕にも首にも負担が軽い高さを見つけてください。
高すぎても首に負担がかかります。

自分に合った横向き寝の高さになるまで、何度も調整しましょう。

(2)横向き寝をする時の注意点

・寝返りをして、できるだけ左右の両方の肩を使って横向き寝する

・肩甲骨を前に引っ張らないように、肩を丸めないよう心がける

・出来れば、体の上の方の腕は体の横か後ろに置くようにする。

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 長時間の横向き寝は、肩や肩甲骨などに負担をかけているので
 出来るだけ、筋肉を解すようにストレッチや体操をしてください。
 ゆっくり肩まで湯船に入いるのも効果的です。

最後に肩に痛みや痺れ、何かしらの異変を感じたら、
放置しないで、すぐに筋肉を解すような対策を取るようにしてください。
温めるだけでも違います。

渡辺さんのような頑固な巻き肩の状態になってからでは、
相当な時間と費用がかかってしまいますから、
予防と対策は早めに始めるのが賢明です。

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