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膝反張痛の治療|腰からくる膝裏の痛みを改善する方法

■膝反張痛とは

膝反張痛は”ひざはんちょうつう”と読みます。
聞きなれない病名ですが、幼児から高齢者まで年齢問わず
見られる症状です。

膝反張痛とは、膝の裏側が痛みます。
漢字が表していますが、膝が反りかえることで出る痛みです。

就学前の子供の場合、まだ骨の形が出来上がる前なので
膝の裏を伸ばす動作を過剰に行うと、痛みが出てきます。

成長期の子供の場合、「成長痛」と誤診される場合があるので、
必ずセカンドオピニオンを受けるようにしてください。

また成人になってからは、スポーツをした後に発症するケールが
多く見られます。

いずれの場合も、膝裏が伸びきった体勢で動いたりスポーツをしたりなどを
長時間、行っていた結果として現れる症状です。

■膝反張痛を起こし易い人とは

あなたが膝反張痛を起こしやすいタイプかどうか
今すぐに判断することができます。

では、鏡の前に、体を横向きで立って、
くるぶしと膝の位置を確認してください。

(1)くるぶしの前から垂直に線をひいて、膝のお皿の後ろを通るか見てください。

(2)脚全体をみて、くるぶしの中心から大腿骨の頭までの線が
垂直であるかどうかをみてください。

上記2つがほとんど垂直であれば、
膝反張痛を起こす可能性は、ほとんどないと言えます。

膝反張痛を起こし易いのは、
くるぶしの垂直線上より前に膝がある場合
くるぶしの垂直線上より前に大腿骨の頭がある場合です。

この角度の傾きが大きければ大きいほど
膝反張痛を起こし易いわけです。

といういのは、膝の裏が伸びきっている度合いが
酷ければ酷いほど、膝反張痛になりやすいからです。

■腰が反り腰だと膝の後ろが伸びやすい

膝反張痛を患っている人に反り腰になっている人が多いという
現実があります。

これは、反り腰を持っている人の骨格を見ると
分かりやすいのですが、腰が前に倒れているために
どうしても、重心が前に傾いてしまっています。

それにより、脚全体が伸びきってしまっています。

ですから、膝反張痛を治療するのと同時に
反り腰も改善していかないと、
膝反張痛は繰り返し発症してしまいます。

反り腰の改善方法については記事下の
関連記事を参照してください。

■膝反張痛の一時的な解消法

膝の後ろが反りかえってしまっていることが痛みの原因ですから
膝を少し曲げるようにしながら、立ったり歩いたりしていれば
痛みは少なくなります。

しかし、体の動きの癖になっている人がほとんどですから
ずーっと膝を曲げることを意識して生活するのは
困難だと言えます。

そこで、膝のサポーターで、一時的に膝が伸びないようにする
という方法があります。

膝のサポーターをしながら、痛みを軽くして
反り腰を改善しながら、体の重心を後ろに移動していけば
二度と膝反張痛になることはありません。

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