くしゃみをすると腰に響く|体幹トレーニングでギックリ腰を予防できる?
くしゃみは、自分で思っている以上に腹筋を使用する動作の1つです。
自分自身で上手くコントロールするのが難しい動作ですから、
くしゃみをすると、腰に響くような痛みがあるのは、大変辛いと思います。
また、最近は花粉症の患者さんも増えてきていると言います。
事実、花粉症は1年中あるものですが、特に患者さんの多い、
スギ花粉の時期は、腰痛の悪化や、くしゃみによるぎっくり腰の症状で、
来院される方が増えてきています。
■くしゃみによる、腰痛悪化の予防方法
花粉症のお薬を処方して貰って飲む方法、これは有効だと思います。
くしゃみの回数が多ければ多いほど、腰に大きな負担が掛かるので、
くしゃみ自体の回数を減らすのは、とても有効な方法だと言えます。
今は、花粉症の症状で病院を訪れる人も少なくありませんから、
たかが花粉症…とは思わず、腰痛のためにも、お薬を飲むのが良いでしょう。
また、くしゃみをする体勢でも、腰への負担が変わってきます。
良く、くしゃみをするときに前屈みになってしまう人が居ますが、
この姿勢は、よりくしゃみが腰に負担を掛ける体勢になります。
姿勢を良くしてくしゃみをすると言うのが、最も負担の掛からない方法です。
くしゃみが出そうな時が分かる場合は、机に両手をつく、
何かに捕まるなど、腰へ負担が掛からないような、姿勢を心がけてください。
■くしゃみが腰に響く場合の対策
予防方法は上記の通りですが、上手く行かない時もあります。
コントロールの難しいものだからこそ、しっかりと、対策も練っておく必要があります。
それは、体幹を鍛える方法です。
体幹とは、インナーマッスルと、アウターマッスルの2つのこと。
俗に筋トレと呼ばれるものは、アウターマッスルを鍛える方法になるので、
インナーマッスルも同時に鍛えておくことが大切です。
単純に、筋肉を鍛えれば良いものではありませんので、
腰まわりの筋肉を柔らかくして、くしゃみの衝撃に耐えれる準備をしておきましょう。
また、筋トレ中は、姿勢を良くすることに注目してください。
筋トレ中の姿勢の悪さは、体のバランスが崩れてしまいますので、
使っている部分と、使われない部分の差が大きくなり、
使っている部分にばかり負担を掛け、痛めてしまうこともあります。
もちろん、それが腰痛の原因になることもありますから、
姿勢正しく、筋トレを行ってください。
くしゃみのコントロールは、なかなか難しいものではありますが、
このような予防方法と対策を知り、腰に負担が掛かることのないよう、
あなた自身でも気を付けてみてください。
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