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腰痛が改善する腹式呼吸のやり方|腹圧を上げると正しい姿勢が楽にできる

腰痛の改善には、腹筋、背筋を鍛えると良いと良く耳にしますよね。
多くの人は、腹筋を鍛える、背筋を鍛えると言うと、筋肉トレーニング、
筋トレを思い浮かべますが、中には運動の苦手な人も居ますし、
腰痛のある方は、その筋トレさえ、痛みからできない人も居ます。
そんな人におすすめなのが、腹式呼吸です。

腹式呼吸は、座りながらでも行うことのできる方法ですが、
しっかりと、腹筋、背筋を鍛えることができます。
筋トレとは違い、多くの力は使わないため、腰痛のひどい人も、
自分のできる範囲で痛みなく行える、トレーニング方法です。
ちなみに、腹式呼吸にはいくつか種類があるのですが、
どれも、真剣に、大真面目に行うと、かなり疲れるものなんです。
1度、やってみると、お腹や背中に効いているのが分かると思いますよ。

■腹式呼吸には、さまざまな方法がある

・基本の腹式呼吸

「ふくへこ」と呼ばれる方法です。
息を吸う時に、お腹が膨らむ。
息を吐く時に、お腹が凹む。この単純な方法の繰り返しですが、
かなりお腹にきます。

・第二の腹式呼吸

「ふくへこ」が順式、第二の腹式呼吸は「へこふく」逆式と呼ばれます。
この方法は、息を吸う時にお腹が凹む。
息を吐く時にお腹が膨らむ。
さきほどの腹式呼吸とは逆の方法になります。

・その他の腹式呼吸

「ふく」「へこ」についは、分かったと思いますので、
ここからは、簡単に紹介していきます。
3つ目の方法は「へこへこ」、4つ目の方法は「ふくふく」です。
「へこへこ」も「ふくふく」も「へこふく」「ふくへこ」と比べて、
かなりキツイ呼吸法になります。

■腰痛には、「ふくへこ」の腹式呼吸トレーニングで十分

お腹を凹ます時、骨盤は自然に立つ状態になりますが、
この状態は、非常に腰痛に良い効果があります。
また、この腹式呼吸を続ければ、腹筋まわりが鍛えられるだけでなく、
横隔膜も鍛えられ、腹圧のアップ、背筋がピンと伸びるようになります。

腰痛持ちの方は、上半身が前に傾いている人が多いので、
この背筋がピンとなることは、非常に重要です。
背筋が真っ直ぐに伸びれば、上半身の位置が後ろに下がり、
正しい位置になるため、腰への負担が分散されるようになるのです。

自宅でも簡単に取り組める方法でありながら、時間や、
場所も取らないと言う、腰痛にはかなり効果のある方法だと言えます。
テレビを見ながら、本を読みながら、料理をしながらなど、
「ながらトレーニング」ができますので、是非、習慣付けてください。

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