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膝が痛くて正座できない|手術する前に骨盤矯正をオススメする理由

ある日、左の膝が痛むんですと、患者さんが訪れました。
この患者さんは、40代の女性の川崎さん。
何でも、転んでしまった時から、膝に痛みが出るようになり、
今は、正座もできないほどの痛みだと言うことでした。

この川崎さん、私の整体院に来る前に近くのお医者さんに通っていたそうです。
病院では、湿布を貰ったりの治療がありましたが、痛みもひかず、
先生の話では、もう手術するしか方法がないとまで言われてしまったそうです。

川崎さん自体は、正座ができない、膝をくっつけることができない、
そのくらいの痛みなら、手術するほどではないと感じ、
私の整体院へ友人の紹介で来たとのことでした。

実際、私が川崎さんの体をみてみると、骨盤に歪みがありましたので、
膝の痛みの根本の原因は骨盤にあると感じ、骨盤矯正の施術を行いました。

特に、腰痛の症状がなくても、骨盤に歪みの居る方はたくさん居ます。
川崎さんもその一人で、骨盤の歪みが腰ではなく、膝に痛みを出す結果になってしまっていたのです。

普段から、骨盤の歪みから来る、膝への影響はあったはずですが、
それが転んだ拍子に、痛みが起こってしまったのだと思います。

1回目は骨盤矯正と、脚全体の調整を行いました。
施術後に、「正座してみて貰えますか?」とお願いしたところ、
1回の施術にも関わらず、川崎さんの足は正座できるまでに回復しました。

「痛みはありますか?」と尋ねると、「痛くないです!ビックリです。」
と、喜んでくださいました。
ほとんどの人は、整形外科や、接骨院などの病院を経て、
私のところに施術を受けに来るのですが、病院では治らなかったことが、
ここでは1回で良くなることに、凄く驚かれるんですよね。

私からすれば、腰痛なら腰、肩こりなら肩、膝の痛みなら膝と、
痛くなっている部分でしか判断しない、医師の方が問題だと思うのですが、
仕方ないのかも知れませんね。

川崎さんの場合は、転んだ拍子、ケガによって痛みが出ましたが、
ケガをしなくとも、骨盤が歪んだ状態で生活すれば、いずれは、
腰や、膝などに痛みが出るようになったと思います。
痛い場所=悪い場所と捉える人が多いですが、体と言うのは、
複雑なバランスの元にできていますから、必ずしも、
痛い場所に原因があるわけではありません。
また、腰痛など痛みがあるから、骨盤が歪んでいる、
腰痛の痛みがないから、骨盤が歪んでいないと、言うことでもありません。
膝の痛みがあり、正座のできない方は、骨盤の歪みを疑ってみると良いでしょう。

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