腰に筋肉がつるような痛みが走る|しびれがあると腰痛になる前兆?
10代のうちは、学校の授業など、体を動かす機会が大人に比べて多いと言えます。
しかし、社会人にもなると、学生の時とは違い、体を動かす機会は、
めっきり減り、自分で作る必要が出てきます。
そのため、多くの人が「運動不足」の状態です。
また、社会人になった頃から、腰痛を感じ出す人も多いです。
肩こりや、背中の痛みにも同じことが言えますが、多くの人がこれを、
「運動不足」だから…と考えます。
確かに運動不足は体にとって、マイナスの影響があると思いますが、
今の日本人の大半は運動不足、その全ての人が、腰痛、肩こり、
背中の痛みを訴えているわけではありません。
そう考えると、運動不足だけが原因とは考えにくいですよね。
■腰痛の発祥はいつ?実は、はじまりは20代に多い
「はじめて腰痛を感じたのは、いつですか?」
現在、腰痛の症状のある患者さんにアンケートを取りました。
すると、面白いことが分かりました。
なんと、腰痛を初めて感じたのは、20代と答える人が多かったのです。
確かに、学生から社会人になる20代は、運動不足になりはじめた頃とも言えますが、
30代、40代、50代、60代、年齢を重ねれば重ねるほど、
より運動不足になるものですから、この結果は、
運動不足が1つの要因でしかないことを表している思います。
腰痛のはじまりには、必ず、前兆のようなものがあります。
腰をつるような痛みもその1つです。
他にも、腰まわりがピリピリ、ムズムズするようになったり、
ピクピクと痙攣するようになったり、
少し痺れのような感覚がある時、これらが腰痛の兆候です。
腰まわりの血液の流れが悪くなっていることの表れが、このような症状なのです。
しかし、多くの人は、これくらいでは、なかなか治そうとしようとしません。
そのうち自然に治るだろう…と思ってほおっておく人がほとんどです。
もっと酷くなってから、痛みが出てから、中には歩くのが辛くなって、
はじめて病院に行く人も居るくらいです。
このように、原因を突き詰めることのなく、そのうち治るから大丈夫!
と、放っておけば、慢性的な腰痛の引き金になってしまいますし、
ある日突然、ぎっくり腰になったり、歩くのが辛いほどの痛みになることもあります。
腰がつるような痛みなどの、前兆のある時であれば、
自宅で行う運動やストレッチでも、充分自力で治せますので、
本格的な腰痛となる前に、自分自身でしっかりと、改善していく必要があります。
特に、骨盤まわりの筋肉を柔らかくしておくのが重要となります。
ストレッチをする時間などないかも知れませんが、今以上悪化させないためには
正しい姿勢を保つことが重要です。
その為に参考となる記事を紹介します。
●長時間座ると足が痺れる|血行不良を解消する正しい椅子の座り方
●正しい姿勢を維持するコツ|骨盤を立てるだけで腰痛は改善する?
●ヒールを履いて美しく歩くコツ|出っ尻を矯正する姿勢改善ポイント
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