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妊娠後期で腰がつって動くのが辛い|体に負担をかけず筋肉を温める

妊娠後期になって、初めて腰に何かした異常を感じ始めたならは
もともと腰痛を持っていなかった人でしょう。

妊娠後期になるとお腹も重くなってきて、妊婦さんの7割前後の方が
腰痛で悩むという調査結果があります。

お腹には胎児の重さだけでなく、羊水や胎盤の重さなどを入れると
7か月で、2キロ
9か月で 4キロ
という重さと抱えていることになります。

男性から見ると、妊娠7か月でたったの2キロかと思うかもしれませんが
ウエストポーチに2リットルの水を入れて歩いてみてください。

意外と腰に負担がかかっているのを感じませんか?
その重さを24時間毎日、支えているわけですね。

それ以外にも、子宮を守るために腰回りに脂肪がつくので
体重も2キロ以上増えます。
また母乳の準備もあるので、胸も大きくなってくるので
体全体の変化は、人生の中で最大のものです。

マタニティーブルーという言葉もあるように、
初めての妊娠では、未知の世界が大きいので
不安もひろがります。

ホルモンの関係もあるので、身体の動きが遅くなり、
妊娠前のように敏速な動きが出来なくなる自分に情けなく思っている人もいるでしょう。

そんな時に、腰がつったり、痛かったりしたら
気分が落ち込むのは当然なことです。

■今のうちの腰痛を治しておくのがベストな訳

ただでさえ、妊娠後期となるとお腹が邪魔になって
立ったり座ったりの動作がスムーズにできません。

お腹が重くて夜もぐっすり寝ることが出来ないために
体調もすぐれないはずです。

そこに腰痛があったら、家事をする気持ちにはなれませんよね。

もともと腰痛があった人は、妊娠後期は、歩くのも辛い、
寝るのも腰が痛くて寝れない、といった、様々な痛みで
苦しんでいると思います。

出産したら腰痛が無くなるのかというと、そうでない場合はほとんどです。
育児は腰を使う作業が多いので、お腹の重さは軽くなっても
腰痛が悪化することはあっても、消えることは無いでしょう。

ですから、今のうちに腰痛対策をしておくのが賢明です。

「腰がつる」というのは、筋肉が硬直して血行不良を起こしている状態です。
まずは、筋肉の硬直を解していきましょう。

手順としては、筋肉を温めることから始めてください。
温めるだけでも、筋肉の強張りのようなものが
無くなるのを感じることが出来ると思います。

妊娠中でも半身浴はリラックス効果あっておススメだと言われているので
お風呂で腰をゆっくり温めるのも良い方法です。

その後に骨盤を動かす運動を行います。

1.脚を肩幅くらいに開きます。
2.骨盤の位置を左へ真横方向に移動させます。
3.このとき、上半身は、同時に移動させてください。
   骨盤の可動範囲が広がってきたら、上半身を動かさずに
   体を倒すような感じで、腰を横に移動させる方法に切り替えてください。
4.右側も同じように行います。
5.左右の次は、骨盤を立てる運動です。
  少し、膝を曲げてから、尾てい骨を体の前に持ってくるイメージで
  骨盤を動かしてください。

難しく考えずに、力を入れないで、ゆっくりで良いので、
左右と前に動かす運動を、1日の中で、出来るだけ取り入れてください。

■今が一番辛い時期、だけど育児は・・?

初めての妊娠の方は、今が一番辛いと思うことでしょう。
しかし、妊婦さんのほとんどが、育児の方が辛かったという
調査結果が出ています。

ですから、もともと腰痛の無かった人でも、
今のうちに、腰痛対策を始めた方が後々の辛さが違ってくるはずです。

育児は、赤ちゃんを相手にするので、規則正しいリズムで
生活できません。

寝不足な上に、育児疲れが重なり、また分からないことも多いために
精神的に不安や心配事が出てきます。

そこに体に痛みがあると、さらに精神面でイライラも増してくるものです。

そこで、体の痛みだけでも、改善できることは、今のうちに
改善してくのがベストだよ、と言っているワケです。

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