筋トレすると腰が痛くなる原因|腹筋運動は腰痛予防にならない?
世間は、健康ブームと言われており、健康に良い食べ物だったり、
健康に良い運動法だったり、さまざまなものが、テレビや、雑誌などで
毎日取り上げられています。
そういった周りの流行を見ていると、自分も何か鍛えなくては!と、
焦りを感じる人も少なくありません。それほど、今の現代人は、
毎日普通の生活をしているだけでは、運動不足であることも分かります。
そんな人に1番人気があるのは、自宅でも簡単にできる筋トレ。
引き締めたいお腹周りを鍛える腹筋を中心に、10代~80代、
本当に幅広い世代の方が実践しています。
そんな筋トレですが、やっぱり普段運動不足を感じている人は、
次の日、またその次の日くらいから、筋肉痛を感じますよね。
この筋肉痛というのは、筋肉を一定以上にトレーニングした時の、
筋肉疲労が炎症を起こし、それを治そうとする回復に痛みが起こるものです。
特に腰周りは、腹筋を鍛えているつもりでも、使用しているものなので、
筋トレをすると、腰が痛くなる、腰痛になったと感じる人も少なくありません。
毎日の姿勢の正しくない人は、ただでさえ、負担が掛かっているのに、
筋トレをするとなると、更に筋肉を酷使してしまうことになります。
1度酷使した腰の筋肉というのは、充分に回復させておかないと、
常に痛みが伴う、慢性腰痛症に発展してしまうことになりますので、
腰には気を使いながら、筋トレを行う必要があります。
■腰痛予防として知られる腹筋!実際にやってみると…腰が痛い?!
腰痛予防や、改善のため、腹筋運動を進める先生も多いですが、
あくまでも、予防効果の高いものであるため、腰の痛い時に、
腹筋などの筋トレを行うと、逆効果になります。
これは、姿勢の悪いまま、腹筋運動を行なっているせいです。
正しい姿勢で行えば、腹筋運動でも、腰に最小限の負担しか掛からないため、
腹筋が大きな腰痛の予防となります。
既に腰が痛いと感じている方は、腹筋運動など筋トレの前に、
姿勢を正しく保つ、トレーニングからはじめるのが良いでしょう。
いくら鍛えたい、体を絞りたい、筋肉を柔らかくしたいと思っても、
腰痛になってしまっては、元も子もありません。
筋トレからくる腰の痛みは、筋肉や靭帯の使いすぎで炎症のある状態ですから、
痛みのある時は、素直に休憩して、姿勢を正すことからはじめてください。
正しい姿勢にさえなれば、筋トレの効果も著しく上がります。
お腹周りの筋力を付けることも、腰痛予防としても、非常に効果的ですので、
是非、姿勢に気を付けて取り組んでみてください。
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