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どこの筋肉が弱いと腰痛になるの?正しい姿勢で歩くだけで筋トレになる

腰痛の要因は、さまざまです。食生活、生活習慣によって起こるケース、
骨盤の歪みによって起こるケース、重い荷物を運送する仕事から起こるケース、
内科系の疾患によって起こるケースなどがありますが、
腰痛と言うのは、これらの要因が絡み合って起こるケースが多いです。

そんな腰痛の改善法の1つとして、背筋を鍛えるトレーニングや、
腹筋を鍛えるトレーニングがあります。背筋、腹筋と、弱くなった
筋肉を鍛えることによって、腰痛が改善すると言われるものです。

しかし、どこの筋肉が弱いから腰痛になると言うものでもないのです。
例えば、小さな幼稚園児を思い浮かべてください。まだまだ、
成長の著しい時。大人と比べて、筋肉は弱いと言えます。

でも、腰痛を訴える子なんて、ほとんど居ないですよね?
子供のうちから、そういう症状って出ないものですよね。

また、幼児は、体に対して頭が重いですから、腰に掛かる負担は、
体の大きい大人と比べて、比率が大きいと言えます。

それなのに、腰痛にはならない…。つまり、鍛えるだけじゃダメだと言うことです。
確かに、腰痛というのは、腰椎の部分に起こるものですので、
腰椎まわりの筋肉が弱いと、必然的に腰椎に大きく負担が掛かります。
この部分は、他に骨もありませんから、余計に負担が掛かります。

しかし、腹筋・背筋を鍛えるようなトレーニングは不要です。
仕事柄、重い荷物を持ち運びするような生活でない限りは、
筋力を強化する必要性はありません。

正直なところ、腰痛のある方は、普段の姿勢が崩れているので、
それを正しい姿勢に治して歩くだけでも、充分強化トレーニングになっていきます。

ただ歩くだけでも、その姿勢を保てば筋トレに繋がるんです。
また、これにまつわるこんな面白い話があるので紹介しますね。

子供の憧れる宇宙飛行士のお仕事。宇宙飛行士さんの人は、
一度宇宙に行けば、当たり前ですが、無重力の中での生活を余儀なくされます。
そのあと、地球に戻ってくると、重力のある生活に急に変わります。

そんな時、宇宙飛行士さんは、すぐに立てなくなってしまうのです。
無重力状態の宇宙では、筋肉への負担も掛からないために、
筋肉がその分衰え、筋力が低下するためだと言われています。

それでも宇宙飛行士さん達は、毎日4時間の筋力トレーニングをしているそうですよ。
それにも関わらず重力に耐えられないほどの筋力に落ちてしまっているのです。

このことからも分かるように、重力に耐えることは、
知らず知らずのうちに良い運動になっているわけです。
ですから、正しい姿勢で立つ、歩く、生活するだけも充分に効果が得られます。

ただし、悪い姿勢を続ければ、バランス良く負荷が掛からず、
一定の筋肉に負荷が掛かるということでもあるので、注意してくださいね。

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