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筋トレしても力こぶが出ない|巻き肩の歪みと上腕二頭筋肉の位置関係

二の腕がいかにも筋肉質で、腕を曲げて力をいれると
力こぶが盛り上がるという姿は、男性ならではの魅力の1つですね。

ルネッサンスの絵画を見ても、男性はモリモリ筋肉質で、女性は
少しお腹が出ている感じに描かれているのが多いです。

やはり、男性は女性のようにブヨブヨした贅肉のある体より
筋肉質ぽいイメージが合うし、女性からも魅力を感じるものです。

そういう意識が男性側にもあるのか、力こぶを出したくて
腕立て伏せなどの筋トレに励む人も多いようです。

しかし、毎日筋トレしている割には、力こぶが出ないという人は
何かが間違っていると言えます。

筋肉の性質から言って、筋肉は鍛えれば鍛えるほど、
太くなっていくはずなのです。

では、鍛えているのに力こぶがでない原因で考えられる要素としては

1.筋トレ方法が合っていない
2.たんぱく質不足
3。上腕二頭筋を鍛えていない

私が指摘出来る点は、3のを鍛えていないという点

力こぶとは、上腕二頭筋をいう名称の筋肉ですが、
この筋肉を鍛えなければ、力こぶは出ません。

実は、腕立て伏せをしても、この筋肉をあまり使ってない人がいます。
それは、使っていないというか使えていないのです。

原因は、肩関節に歪みがある人で、巻き肩になっている人が
それにあたります。

巻き肩になっていると、上腕二頭筋の位置が変わります。

通常の力コブが出る辺りに上腕二頭筋が無いのです。

ですから、腕に力を入れて力コブを作ろうとしても、あなたのが期待する
場所には、力コブが出て来ないのです。

巻き肩とは、その名の通り、肩関節が内側に巻き込まれた状態です。

ですから上腕の骨が、ねじれて回転してしまっているということです。

筋肉は起点と終点部分が必ず骨に付随しているので、
骨が回転すれば、筋肉も一緒に移動してしまいます。

それで力こぶで現れる上腕二頭筋が正しい位置にないので
あなたはいくら筋トレしても、期待する位置に力こぶは見えないのです。

「いやいや、俺の力コブは正常な位置にあるよ、
でも、なかなか筋肉が太くならないんだよ」
という方へ、

試しに以下のテストをしてみてください。

1.いつものように力こぶをだすように腕を曲げて、
  力を入れて、片方の手での筋肉の固さを覚えておく。

2.腕を曲げたままの状態で、手の位置を背中側に倒す。
  (ボールを投げる様な姿勢)

3.その状態で、腕に力をいれて、力こぶの筋肉の固さをみる

この時、1と3の違いはありましたか?
3の時の方が、力が入りやすく筋肉も硬くなりませんでしたか?

3の時は、上腕二頭筋が骨の上に真っ直ぐな状態でのっているので
力を入れやすいし、力を入れたら、その力がまっすぐ筋肉に伝わるから
1の時より力こぶが硬くなります。

ですから、力こぶの筋肉を太くしたいなら、
まず巻き肩を改善していくのが、早道です。

いくら筋トレしても、その努力が実を結ばないと
モチベーションも下がるばかりですよね。

筋トレが正しく筋肉に影響を与えているのかどうか
筋肉が正しい位置にあるかによっても大きく変わってくることを
忘れないでください。

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