雨が降ると腰痛が酷くなるのは気圧の影響?ヒスタミンの分泌に原因が
雨の降る日は、なんだか、体調が優れないと、感じる人が多いです。
これは、「気象病」と、名前が付くほどのもので、
意外と多くの人が同じように不快さを感じています。
私自身も以前は、6月の梅雨の時期は体調を崩すことが多く、
頭痛、倦怠感など、さまざまな症状が出ました。
腰痛もその1つですね。
雨が降ると、腰痛が酷くなる気がする…と言うのは、
気分の問題だけでなく、ある意味正しいのです、というのは…
雨の降る時は、低気圧の時。つまり、気圧の下がっている時です。
この気圧が下がると、体内では、「ヒスタミン」が増えます。
そして、このヒスタミンこそが、さまざまな気象病の原因となるのです。
・ヒスタミンによる症状
1.血圧の低下
ヒスタミンには、血管を広くする効果がありますので、
その分、圧力が下がり、気圧と同時に、血圧も下がる傾向にあります。
血行不良の状態になりますから、腰痛の症状も悪化します。
2.水分の滲出
ヒスタミンには、血管にある水分を滲出させる作用があるため、
身体のさまざまな部分に水分が蓄積し、むくみが起きます。
3.痛みが強くなる
細胞の膨張作用により、さまざまな器官が触れやすくなるため、
痛みに敏感になります。
4.自律神経失調状態
通常、低気圧のときは副交感神経が優位になるはずですが、
ヒスタミンの増加により、逆の司令が出て、自律神経失調症と、
同じような症状が起きます。
腰痛にも、大きく絡んでくる「ヒスタミン」。
だから、雨の日には、腰痛の症状が酷くなることが多いのです。
低気圧になると、腰痛などの体調不良が見られる方は、
日頃から、結構の悪くなっている人が大半です。
特に、体が歪んでいる人ほど、筋肉がかたまってしまっているので、
雨が降ると、その症状が酷くなりがちです。
この改善としては、お風呂でゆっくり体を温める方法や、
軽いウォーキングなどの運動をする方法が推奨されていますが、
この方法というのは、あくまでも対策になるので、根本の解決にはなりません。
食生活の改善や、睡眠不足の改善も、大きく関わるものではありますが、
低気圧でも耐えられる体をつくるのであれば、第一に日頃から、
体の歪みを作らないように心掛け、同時にすでに作ってしまった体の歪みを改善しながら
体全体の血行を良くすることを、心がけるべきです。
雨が降ると、腰痛が酷くなるのは、
低気圧によるヒスタミンに原因がありますが、
更にその原因を突き進めると、
体の歪みからくる、いたるところの筋肉の血行不良に行き当たります。
是非、その部分に注目して、
これからの生活で改善して行くよう、心がけてください。
★こちらの関連記事もオススメです♪
- 多発性硬化症で片足立ちが出来るまでの経験談|難病でかつ腰痛
- 背骨のカーブを整える体操│腰の神経圧迫を取り除くために
- 1日30歩の腰ひねりウォーキング|猫背を歩きながら治す運動法
- 受験生が勉強に集中できない|脳への血流を増やす肩こり解消法
- 家で運動不足を解消する方法│体幹を鍛える片足立ちのやり方
- 朝30秒の正座で腰痛を治す|かかとをくっつけるのがポイント
- 腰痛は一生治らない?慢性の筋肉疲労を取り除く方法
- 湿布が効かない腰痛とは│消炎鎮痛剤以外で痛みを消す方法
- 釈由美子が絶賛した骨盤枕で腰痛になった|寝ながら猫背を治す方法
- 朝腰が固まって起きれない|簡単に動ける体になる腰痛改善ストレッチ
- コートが重くて肩こりになった|隠れ猫背チェック方法と対策
- 【金スマ】チューブで肩こり解消|簡単1分肩甲骨ストレッチ
- 【たけしの家庭の医学】肩こりなら肩甲骨体操|背中に手が届かない
- 肩こりは肩もみするほど逆効果なワケ|首が突然痛くて回らない
- 【ためしてガッテン】五十肩の治し方|自然に治るまで待てない
- 肩こりが筋肉弛緩剤注射で楽になった|筋肉を柔らかくする薬の副作用
- スマホで長時間ゲームをする人のための肩こり解消法|20代で四十肩?
« 前の記事へ 次の記事へ »