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腰に針で刺すような痛みが走る|筋肉に疲労物質をためず血行を良くする

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腰痛の重い鈍痛とは違い、電気の走るようなピリピリとした感じや、
針をチクチクと刺したような痛みが起こる場合は、
腰周りの筋肉の血行が悪くなっている証拠です。

また、この状態は、血行不良による酸素不足の警告と思ってください。
改善をせずに放っておけば、腰の筋肉が硬直していき
痛みが増す恐れもありますし、慢性腰痛症の原因になりますので
早めの対策をおススメします。

腰痛が始まるキッカケになるのは、長時間、同じ体勢のまま座っていることや、
立っていることによる筋肉の血行不良が原因になることも多いです。

また、現代の人は、姿勢の悪い人が多いので、それも原因です。
姿勢が悪いと上半身の重さが分散されずに背中や腰に集中してしまい
知らず知らずのうちに筋肉に負荷をかけていることになります。

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血流不足の状態は、筋肉の疲労物質を外に出すことができないため、
いつまで経っても、疲れが体の中に残ることになります。

また、その疲労物質が筋肉を刺激して痛みを起こし、腰痛となり
痛みがあると人は動かそうとしないので、さらに筋肉は固くなり
悪循環に入っていきます。

仕事上、パソコンの画面と1日中にらめっこ状態にある人や、
運送業など、運転時間の長い人や流れ作業など、
基本的に1日中立ち仕事をしている人は、
定期的に体を軽く動かすようにすることを心がけてください。

また、育児など中腰の姿勢になる作業が多い方は、
無理のない程度に背中を反らせる運動を、行うようにしてください。

普段、自分の姿勢が悪いと感じている方は、歩いている時、
座っている時、何をしてても、正しい姿勢の人と比べて、
腰に大きく負担が掛かってしまっている状態となりますので、
姿勢の改善を心がけるだけで違いを感じることができます。

以下の記事を参考に姿勢のコツを掴んでください。
正しい姿勢を維持するコツ|骨盤を立てるだけで腰痛は改善する?

自宅でも簡単にできる方法としては、真夏の暑い時でも、
しっかりと湯船に浸かり、腰周りの筋肉をほぐしてあげること、
気持ちいい範囲でのストレッチ、マッサージなどで
その日の疲労を取るようにしてみてください。

また、お風呂に入って充分に体が暖まっている時に、
腰を回すような運動を行い、腰周りの筋肉を更にほぐしてあげると効果的です。

ちょっとしたことではありますが、毎日気を付けて行動するのと、
しないのとでは、腰周りの筋肉の疲労物質の蓄積具合が変わり、
徐々に腰の可動範囲が増えていくのが実感できると思います。

同時にピリピリとした痛みや、チクチクとした針を刺すような痛みも、
消えてなくなっていくと思います。

是非、慢性腰痛になる前に、日常生活の中で正しい姿勢を意識をして
その日の筋肉疲労は、その日のうちに解消するようにしてください。

立っていると腰に痛みを感じる場合は、立ち方の問題があります。
立っていると5分で腰が痛くなる|腹筋と背筋のどっちを鍛えれば良いか
に立ち方のポイントを説明してあります。

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