【NHKあさイチ】浮き指が起こすトラブル|靴から始める正しい姿勢矯正
2012年10月23日放送のNHKあさイチでは、「浮き指」がテーマでした。
「浮き指」とは、足の指が床に着かない状態で歩いていることです。
酷い人では、5本指全てが浮いてしまっている人もいます。
また一番多いのは、小指が浮いているケースです。
番組では、「浮き指」は足に合わない靴が原因だと説明していました。
現実に、子供達にも「浮き指」という症状が出ていて
その原因は、まさに靴だと言えます。
■大きめの靴が起こす問題
子供達は、窮屈な服や窮屈な靴を嫌がりますよね。
服は少し大きめでも問題無いのですが、靴は決して大きめの物を
履かせないように注意してください。
育ち盛りの子供ですから、すぐに靴が小さくなってしまうので
経済的にも、どうしても大きめの靴を買ってしまいがちですが、
これだけは、子供の将来の健康がかかっていると思って
できるだけピッタリな靴を買ってあげてください。
私達大人もそうですが、大きめの靴を履くと、それが脱げないように
足の指を上げながら歩いてしまいます。
そうなると歩く時に、足の指で蹴ることが出来なくて
足の指の付け根を使うことになります。
それが足の親指の付け根から小指の付け根までのアーチを崩し
指と指の間をつないでいる靭帯を伸ばしてしまいます。
その結果、地面に着くはずのない親指の小指の間にタコや魚の目が
できたり、足の横幅がきつくなったと感じたりします。
原因をしらずに、今までよりも足幅のひろい靴を履いたりすると
いつまでも、足の問題は解決することなく悪化していく一方になります。
このことは、同じように子供達にも、大きめの靴の中で
起きていることなのです。
■浮き指は幼稚園児にも発症している!
千葉県のある幼稚園で、子供達の足について調べたデーターからでも
293人の園児にたいして、47%が浮き指で、70%が内反小趾
だったという結果があります。
すでに幼稚園児から足に異常が見られているのです。
それは、子供の足は、まだ完成していないという理由もあります。
足の骨が形として全部揃うのは、11歳頃だと言われていて、
また足として骨が完成するのは、なんと18歳頃なんですね。
ですから幼児の頃から大きめの靴を履いてしまうと
骨が柔らかい理由もあって問題が現れやすいのです。
■正しい靴選びが正しい姿勢に繋がる
靴選びを間違えて、大きめの靴や、パンプスなどを履いて
足の指が着かないで歩くことになると、
歩くバランスが取りづらいという問題だけでなく
外反母趾、内反小趾という症状もでてきます。
歩き方が悪いと、歩く度に、その負担が膝や腰への影響して
膝痛や腰痛が出てくるようになります。
そして、それをかばうように姿勢が崩れていきます。
ですから、正しい靴選びはとても重要です。
正しい靴選びができたら、次に歩く時の足指の使い方に意識をもって、
歩くことができたら、正しい姿勢で歩く為の準備は完了です。
歩く時の正しい姿勢も意識するコツがあるので、
「背中の筋肉を意識した正しい歩き方」を参照してください。
★こちらの関連記事もオススメです♪
- 多発性硬化症で片足立ちが出来るまでの経験談|難病でかつ腰痛
- 背骨のカーブを整える体操│腰の神経圧迫を取り除くために
- 1日30歩の腰ひねりウォーキング|猫背を歩きながら治す運動法
- 受験生が勉強に集中できない|脳への血流を増やす肩こり解消法
- 家で運動不足を解消する方法│体幹を鍛える片足立ちのやり方
- 朝30秒の正座で腰痛を治す|かかとをくっつけるのがポイント
- 腰痛は一生治らない?慢性の筋肉疲労を取り除く方法
- 湿布が効かない腰痛とは│消炎鎮痛剤以外で痛みを消す方法
- 釈由美子が絶賛した骨盤枕で腰痛になった|寝ながら猫背を治す方法
- 朝腰が固まって起きれない|簡単に動ける体になる腰痛改善ストレッチ
- コートが重くて肩こりになった|隠れ猫背チェック方法と対策
- 【金スマ】チューブで肩こり解消|簡単1分肩甲骨ストレッチ
- 【たけしの家庭の医学】肩こりなら肩甲骨体操|背中に手が届かない
- 肩こりは肩もみするほど逆効果なワケ|首が突然痛くて回らない
- 【ためしてガッテン】五十肩の治し方|自然に治るまで待てない
- 肩こりが筋肉弛緩剤注射で楽になった|筋肉を柔らかくする薬の副作用
- スマホで長時間ゲームをする人のための肩こり解消法|20代で四十肩?
« 前の記事へ 次の記事へ »