座ると膝が開く症状を治す|股関節の外旋を矯正すれば腰痛も改善する
座っている時の正しい姿勢は、男性にとっても、
女性にとっても、美しく見えます。
しかし、なかなか正しく座ることができている人は少なく、
自然にくせで足を組んでしまったり、膝が開いてしまう人が多いです。
特に、意識をしていないと膝がだらんと開いてしまう状態は、
男性ならともかく、女性にとっては、あまり良い状態とは言えません。
この原因や改善に関しては、
足の内側の筋肉が不足しているからトレーニングするべきだとか、
癖なので治るもの、老化現象の1つなどと、言われていますが、
大きな原因は、股関節の外旋にあります。
もちろん、脚の内側である転筋を鍛えることも1つの方法ですし、
脚が太すぎてしまうのも膝が勝手に開く原因となります。
しかし、1番重要視したいのは股関節の外旋、開きにあります。
特に普段から腰痛の症状が見られる方は、股関節の開きにより、
外側を向きやすくなってしまっているので、
まずは、骨盤から股関節に続く筋肉を柔らかくしてあげることが必要です。
こういった症状のある人や腰痛持ちの人は、
骨盤や股関節に関係する筋肉の多くが
固く強ばってしまっている人が多いです。
毎日のストレッチで、これらの筋肉を和らげていくことは難しいことですし、
何よりいきなりストレッチをはじめれば、筋肉を逆に痛めてしまうこともあります。
そんな場合に有効となる方法が、お尻の部分の筋肉や腱、
骨盤の前の筋肉、腱を手やボールを使って直接ゆるめていく方法を紹介します。
■筋肉を柔らかくする方法
筋肉をグッとゆっくり5秒間ほど押して、パッと離す
この繰り返しをすると、徐々に筋肉は伸縮性を取り戻し柔らかくなります。
また、この時はなるべく筋肉を縮ませてから行うと良いでしょう。
筋肉が硬くなっているのに対し、筋肉を押すと切断してしまうこともあるためです。
強さは痛気持ちいいと感じる程度が1番効果が高く、
弱すぎても強すぎても逆効果になりますので、注意してください。
また、筋肉だけでなく筋肉と骨を結ぶ部分、
腱も柔らかくしていくことが重要です。
中には、腱がカチカチに固まってしまっていると、
骨と勘違いする部分もあるかも知れません。
骨と直接に接続している腱は、手で触る限り、
骨なのか腱なのか区別がつきませんが、
押して痛いと感じるならば、そこは腱ですので、
そこも同じように柔らかくしてみてください。
このように筋肉や腱を和らげて行けば、
徐々に股関節の外旋は矯正でき、
腰痛の症状や座った時の膝が開くといった症状も
改善することができます。
是非、毎日のお風呂上がりなどに習慣づけてみてください。
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