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アヒル座りは出産に悪い?骨盤の歪みがあると産道が開きにくくなる理由

アヒル座りが骨盤に悪い影響を与えてしまうため
女性にとっては出産時に苦しむ可能性があります。

出産の時、赤ちゃんの頭が最初に通って行くわけですが、
その通り道を産道と呼んでいます。

産道を広げるために、ホルモンの作用で骨盤が広がっていきます。

骨盤は1つの骨から出来ているのではなく、
大きく分けて、仙骨と寛骨から出来ていて
仙骨と寛骨の繋ぎ目は仙腸関節と呼ばれ
寛骨は、右と左の2つがあり、恥骨で対称になっています。

恥骨部分は、関節と呼ばれず、恥骨結合部と呼ばれています。

出産時、骨盤が開くといいますが、この恥骨部が開くのが大きいそうです。

■安産体操から分かるアヒル座りが起こす問題点

安産体操と呼ばれるものの目的は
股関節を柔らかくする事と、骨盤底筋を鍛える事です。

出産時には、脚を大きく広げる必要があるので、
股関節が柔らかいと、それだけ無理なく体勢が取れるという訳です。

骨盤底筋を鍛える理由は、ここの筋肉の柔軟性、伸縮性を付けるためです。
筋肉は、運動すればするほど血行が良くなり、新陳代謝も高まるので
柔軟性や伸縮性がついてきます。

出産時に赤ちゃんは膣を通って出てくるわけですが
そこは、今まで細かったところで、赤ちゃんが頭で
押し広げながら出てくる場所です。

膣を押し広げるときに、膣の周りの骨盤底筋が固いと
膣が広がることを妨害してしまいます。

さて、この骨盤底筋ですが、恥骨から尾骨までの間を
覆っている筋肉で、膣周りや肛門周りまで広く繋がった筋肉です。

アヒル座りを楽だと感じて日常的に、アヒル座りをする習慣のある人は
骨盤が正常より前に倒れています。

それが股関節を固くし、骨盤周りの筋肉や、骨盤底筋まで固くして
しまいます。

これがアヒル座りは出産時に悪いと言われる理由です。

■骨盤の形は安産に関係あるのか?

骨盤の大きさや形は、女性によって個性があります。

安産かどうかは、骨盤の形だけでは判断できませんが、
1つの参考になる私の友達、A,Bの良い出産に関する例があるので紹介します。

友達Aさん宅に遊びに言った時、私と話している時に
友達Aさんが体の横を下にして手で頭を支えるような体勢で横になッた時、
友達Aさん腰がボコリと盛り上がっていて、ウエストの位置から腰まで
高さ20センチはあるだろうというほど段差ができていたほどの
腰骨の広い友達でした。

彼女の出産は、初産にも関わらず、とても安産で、
友達自身も「なんだかスルッと生まれちゃったぁ!」
と言ったくらい、心配していたほど苦しみがほとんど無かったようでした。

一方、友達Bさんの腰は、私の腰に似ているなと思うほど、
腰骨が見えない人でした。

友達Bさんは初産を20代前半で出産を経験したのですが、
なかなか骨盤が開かなくて、すごく大変だったと言っていました。

この二人の例だけで断言は出来ませんが、骨盤が広ければ
それだけ赤ちゃんの頭は、通りやすい訳ですから
安産になりますよね。

しかし骨盤が広いというのと、お尻が大きいというのは
比例しませんので、決めつけて判断しないようにお願いします。

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